脚絆とは?選び方や素材、通販での購入方法などについて深堀り!

脚絆とは、仕事やお祭り、お遍路、アウトドアなど、多彩なシーンで愛用される足の保護用品です。

今回の記事では、脚絆のおすすめの商品や素材、選び方、送料無料など公式ショップや通販でのお得な購入方法などについて、説明していきます。

目次
  1. 脚絆とは?
  2. 脚絆の歴史とは?
  3. 脚絆にまつわる慣用句「家鴨の脚絆」とは?
  4. 脚絆の役割とは?
  5. すねを保護する
  6. 冬に寒さを防ぐ
  7. 足を疲れにくくする
  8. ズボンの裾を押さえる
  9. 脚絆の種類とは?
  10. 江戸脚絆(えどきゃはん)
  11. 江戸脚絆の右足と左足の見分け方は?
  12. 江戸脚絆の履き方
  13. 大津脚絆(おおつきゃはん)
  14. 大津脚絆の履き方
  15. 筒型脚絆(つつがたきゃはん)
  16. 筒型脚絆の履き方
  17. 西洋脚絆(せいようきゃはん)
  18. 西洋脚絆の巻き方
  19. 脚絆一体型安全靴(きゃはんいったいがたあんぜんぐつ)
  20. 脚絆の選び方とは?
  21. 色で選ぶ
  22. 生地で選ぶ
  23. 留め方で選ぶ
  24. サイズで選ぶ
  25. シーンで選ぶ
  26. 脚絆はどこで購入したらいいの?
  27. 脚絆を履く際の注意点とは?
  28. 紐が解けないようにする
  29. 紐を締めすぎないようにする
  30. 左右を間違えないようにする
  31. 素材に合った方法でお手入れする
  32. 子ども用の脚絆もあるの?
  33. 脚絆でおしゃれを楽しむには?
  34. 自分の足に合った脚絆を見つけて活用しよう! 

脚絆とは?

脚絆 (きゃはん)とは、すねの部分に巻く布であり、すねの怪我を防ぐために装着する足具のこと。

ちなみに、作業時には、手には手の甲を覆う手甲や作業の手袋などとともに使用されることが多く、足専用の保護具として愛用されています。

脚絆は、各国の軍隊を中心に、海外でも使用されていて、「ゲートル」と呼ばれることもあります。

脚絆の歴史とは?

脚絆のルーツは、「脛巾(はばき)」という平安時代にすねに付けていた衣類とされています。
「脛巾は、藁や麻などの自然素材で作られたものが多く、地域や文献によっては布製の脚絆も含めて、「脛巾」と呼ばれる場合もあります。

室町時代になると、すねから股まで巻くようになり、「脚巾」「脚半」と呼ばれるようになりました。

江戸時代に入り、「脚絆」という名前が定着。当時大流行していた伊勢神宮へお参りに出掛ける「お伊勢詣で」の参拝客にも人気だったと伝わっています。近代には、郵便配達員の制服や軍人の軍装品としても採用されました。

現代でも、屋外での作業やお祭りの際の足具として、活用されています。

脚絆にまつわる慣用句「家鴨の脚絆」とは?

「家鴨の脚絆(あひるのきゃはん)」とは、家鴨の足が短いことにちなみ、「短いもの」を表す言葉です。

一方で、家鴨が脚絆を履いていたとしても、水の中に入ってしまうように、「持って生まれた天性を変えることは困難」という意味もあります。

また、脚絆自体が、短いものの例えとして、使用されることもあります。

脚絆の役割とは?

脚絆には、主に4つの役割があります。

すねを保護する

すねからふくらはぎまでカバーしてくれる脚絆を付けることで、すねを怪我や衝撃から守るプロテクターの役割を果たしています。

冬に寒さを防ぐ

雪が積もった時に、靴の上から脚絆を巻くことで、雪よけの代わりとして利用できるとともに、防寒対策もできます。

足を疲れにくくする

脚絆を付け、ふくらはぎや足首を適度に締め付けることで血流が良くなり、足が疲れにくくなります。

ズボンの裾を押さえる

作業服の長ズボンの上から脚絆を巻く際は、ズボンの裾を脚絆で押さえることで、障害物などに引っかかりにくくなります。

脚絆の種類とは?

脚絆には、「江戸脚絆」「大津脚絆」「筒形脚絆」「西洋脚絆」「脚絆一体型安全靴」などの種類があります。

江戸脚絆(えどきゃはん)

江戸脚絆は、江戸時代に大工や飛脚などが使用していたとされる脚絆。下部に「コハゼ」と呼ばれる爪型の金具、上部に紐が付いているのが特徴で、中サイズから特大サイズの大馳は7枚コハゼタイプが一般的です。

江戸脚絆の右足と左足の見分け方は?

紐が上にくるように脚絆を手に持った場合、ハコゼが右側に付いているのが「右足用」、ハコゼが左側に付いているのが「左足用」になります。

脚絆は、基本的に一枚の布ですので、扱いに慣れていないと上下や左右の違いが分かりづらいかもしれませんので、履く前に注意が必要です。

江戸脚絆の履き方

江戸脚絆を履く手順は、以下の通りです。

1. 左右を間違えないように脚絆を足に巻く

2. ハコゼを下から上の順で留めていく

3. 長さの短い紐を足にぐるりと巻いて裏側から脚絆の穴に通す

4. 長さの長い紐を2周から3周ほど巻く

5. 左右の長さを調整して外側で紐を結ぶ

6. 形を整えたら完成

地下足袋と脚絆を組み合わせる場合に、地下足袋と脚絆のどちらを先に履くかは人によっても異なりますが、屋内で脚絆を巻いた後に、玄関で地下足袋を履くとスムーズ。

地下足袋と一緒に脚絆を履く場合には、丈の短いタイプを選ぶのがおすすめです。

大津脚絆(おおつきゃはん)

かつての近江国(滋賀県)の大津地方で多く生産されていたことに由来する大津脚絆。上部と下部ともに、紐が付いています。

大津脚絆の履き方

大津脚絆の履き方は、次の通りです。

1. 幅の広い方を上にする

2. 脚絆をすねに当てながら、上下の紐を結ぶ

3. 形を整えたら完成

筒型脚絆(つつがたきゃはん)

筒型脚絆は、筒形状に縫い合わせた脚絆。上部もしくは下部に紐が付いているのが主流です。

筒型脚絆の履き方

1. 筒型の部分に足を入れる

2. 脚絆の上部か下部のどちらかに付いている紐を結ぶ

3. 形を整えたら完成

西洋脚絆(せいようきゃはん)

西洋生まれの脚絆で、元々は紐やハコゼなどはついておらず、長い布を足に巻き付けて使用します。「巻脚絆」とも呼ばれています。

西洋脚絆の巻き方

西洋脚絆は、以下の手順で巻くとスムーズです。

1. 足首の内側に布を当てる

2. 下から上へと巻き上げていく

3. 膝の下の位置で輪を作る

4. 輪に紐を通して結ぶ

5. 形を整えたら完成

布が緩まないように気を付けたり、3周ごとに1度布を折り返したりすると、よりきれいに仕上がります。
脚絆を巻く前に、ズボンの裾を靴の中に入れておくと、巻きやすいのでおすすめです。

脚絆一体型安全靴(きゃはんいったいがたあんぜんぐつ)

脚絆一体型安全靴は、脚絆が付いていて一体となった安全靴。すねだけでなく、足先も同時に保護できます。

近代では、上記の種類だけでなく、紐がなくハコゼだけのタイプ、丈の長いタイプ、ハコゼが5枚や6枚のタイプ、マジックテープで留めるタイプなど、様々な種類の商品も登場しています。

脚絆の選び方とは?

脚絆を選ぶ際に、大切なポイントを5つご紹介します。

色で選ぶ

お祭りやイベントで脚絆を身につける際に、衣装が白なら脚絆も白、衣装が黒なら脚絆も黒といった風に、衣装と脚絆の色をそろえると、統一感が出ます。

洋服に合わせる場合でも、トップスやボトムスと色や柄を合わせると、おしゃれな雰囲気になります。

生地で選ぶ

脚絆の生地によっても特徴が異なります。


丈夫な作りの革製の脚絆は、耐久性や安全性が高いのが特徴。電動ノコギリやチェンソーなどの工具を使用する作業や溶接などの火花が飛び散る作業などにも向いています。


厚手の生地である「帆布(はんぷ)」や肌触りのよい木綿など、布製の脚絆が定番。サイクリングやランニングなどのアウトドアや、草刈りなどの農作業にも適しています。

ナイロン
合成繊維で作られたナイロンの脚絆は、摩擦や熱が強いという特性があり、登山中や作業中に泥や雪が靴の中に入りづらいと評判です。

メッシュ
通気性のよいポリエステル製などのメッシュの脚絆は、素材が軽くて足が蒸れにくいのが特徴になります。汗をかきやすい夏場の作業や、登山やサイクリングなどのアクティビティにぴったりです。

脚絆の素材と着用シーンの一覧表

脚絆を素材ごとに分けて、おすすめの着用シーンを一覧表にまとめました。

脚絆の素材おすすめの着用シーン
造船業や鉄鋼業などの重工業・林業・庭師 
農作業・登山・サイクリング・ランニング・ガーデニング
ナイロン雨の日の登山、雪山登山・スキー冬場のガーデニング・農作業
メッシュ夏場の登山・ガーデニング・DIY・ランニング・サイクリング

留め方で選ぶ

脚絆を留めるアイテムとしては、主に「紐」、「ホック」、「コハゼ」、「マジックテープ」「ファスナー」の5通りです。


紐式の脚絆の場合は、片輪結びやコマ結びなど、自分の好きな方法で結んで固定します。

ホック
ホック式の脚絆の場合は、スナップボタンを押してパチンと留めるだけですので、手軽に利用できます。

コハゼ
足袋で有名なハコゼ式の脚絆の場合は、ハコゼを受け糸に引っかけるように留めます。慣れるまでは、難しく感じるかもしれません。

マジックテープ
マジック式の脚絆の場合は、マジックテープを留めるだけで済みますので、着脱が簡単なうえに、サイズ調整も手軽にできます。

ファスナー
ファスナー式の脚絆の場合は、スライダーを上下に動かすだけで、簡単に開け閉めできます。

上記でご紹介した方法以外にも、ゴムを掛けるタイプやフックに掛けるタイプ、ボタンを留めるタイプもあります。

サイズで選ぶ

脚絆のサイズを知るためには、総丈や幅などの寸法を測る必要があります。

商品や会社によっても、脚絆のサイズは異なりますが、一般的なサイズ表記は以下のようになりますので、サイズ選びの参考にしてください。

・子ども用

脚絆のサイズ総丈上部の幅下部の幅
24 cm23 cm16 cm
26 cm24 cm18 cm
28 cm29 cm20 cm

※子ども用の脚絆は、上部や下部の部分に伸縮性のあるゴムが入っていて、サイズ調整しやすい品も多いです。

・大人用

脚絆のサイズ総丈上部の幅下部の幅
24 cm35 cm26 cm
26 cm36 cm27 cm
28 cm37 cm28 cm
特大30 cm40 cm30 cm

※上記のサイズはあくまで、一例です。

詳しくはホームページに掲載されているサイズや商品のタグに表記されているサイズなどの詳細情報をご確認ください。マジックタイプやホック式など、サイズ調整しやすい脚絆の商品は、フリーサイズで販売されていることもあります。

※脚絆の各部位の説明

脚絆のそれぞれの部位の説明は次の通りです。

総丈
脚絆全体の縦の長さ

上部の幅
ふくらはぎ周辺の脚絆の一番広い部分の横幅

下部の幅
足首周辺の脚絆の一番狭い部分の横幅

シーンで選ぶ

現代で脚絆を着用する主なシーンは、以下の6つです。

登山
脚絆を足に付けることで、山登り時に靴の中に砂、蛇、虫などが入るのを防いでくれます。

お祭り
脚絆は、お祭り衣装の一つとしても親しまれています。脚絆を付ける際は、半股引(はんだこ)を履く場合が多いです。

屋内外での作業
溶接時に火が飛び散るような鉄鋼業や造船業などの重工業に携わっている人、木くずや折れた木が飛ぶような林業や造園業などの仕事に従事している人に人気です。

お遍路
脚絆は、四国に点在する八十八ヶ所の霊場を巡る「お遍路」の衣装、「白装束(しろしょうぞく)」としてもお馴染みです。

アウトドア
ズボンの上から脚絆を付けることで、足首やすねを保護できるとして、登山やハイキング、サイクリング、ランニングなどのアウトドアにも最適です。

ウインタースポーツ
防水仕様のタイプもあり、雨や雪の日のハイキング、冬の登山やハイキングなど寒い環境でのスポーツ、サイクリングにも便利です。

脚絆はどこで購入したらいいの?

祭り衣装やエイサー衣装などの一部を除いて、脚絆のレンタルはほとんどありませんので、脚絆を使用する際には自分で用意する必要があります。

脚絆を取り扱っている店舗としては、

・巡礼用品店

・お祭り衣装店

・ホームセンター

・作業着専門店

・スポーツ品店

・アウトドア用品店

・ネットショップ

などがあります。

それぞれの実店舗やネットショップ、総合通販サイトなどで探すのがおすすめ。

お遍路の衣装なら巡礼用品店、お祭り衣装ならお祭り衣装店、林業や農業、重工業関連の従事者ならワークウェア専門店やホームセンター、登山やランニングならスポーツ用品店やアウトドア用品店などが適しています。
また、子ども用の脚絆なら、子供用品店やアパレルショップに置いていることもあります。

実店舗なら実際の商品を確認して購入できる点が、ネットショップなら自分の好きな時間にお目当ての商品や新着商品を手軽に検索できる点がメリット。

ただし、ネットで脚絆を注文する場合は、店舗や商品によっても配送料やサービス内容などの対応が変わってきます。ショップによっては、「○円以上の購入で送料無料」という風に、購入価格に応じて送料が変わってくることもありますので、注意が必要です。ホームページ上に、お客様向けのお買い物ガイドや利用規約、会社概要、特定商取引法などが表示されていることも多いです。

会員登録やログインをしておけば、クーポンを使用して元の価格よりも安い価格で購入できる場合もありますので、購入前に確認しておくことをおすすめします。

用途によって、どんなカテゴリーのお店で購入するかも変わりますので、ニーズに合った店舗で探すと良いでしょう。

脚絆を履く際の注意点とは?

脚絆を正しく装着するために、知っておきたい4つの注意点について、説明していきます。

紐が解けないようにする

お祭り時などは激しい動きも多く、途中でもし紐が緩んだり、解けてしまったりすると、怪我に繋がる恐れがありますので、しっかりと紐を結ぶように気を付けてください。

紐を締めすぎないようにする

きつく締めてしまうと、足の血流が悪くなりかねませんので、紐が外れないように結びながらも紐を締め過ぎないことと、紐を緩める時間を確保することを意識しておくと安心です。

左右を間違えないようにする

左右の布を間違えてしまうと、脚絆が足にぴったりと密着せず隙間が空いてしまうなど上手く巻き付けられませんので、注意が必要です。

素材に合った方法でお手入れする

脚絆を自宅で洗濯することも多いかと思いますが、お手入れ方法を間違ってしまうと色が落ちてしまったり、生地が縮んでしまったりする可能性がありますので、素材に応じた方法でお手入れするようにしましょう。

子ども用の脚絆もあるの?

子どもの足のサイズは大人の足のサイズとは全く違いますので、もちろん、子ども用の脚絆もあります。

雨や汚れなどを防いでくれる撥水加工タイプや可愛いキャラクターが描かれたタイプ、おしゃれなデザインの脚絆が販売されています。

雨の日の通学や雪遊び、祭りなどに適していると評判です。

脚絆でおしゃれを楽しむには?

脚絆といえば、白や黒などのシンプルなイメージが強いかと思います。

ただ、近年では、仕事や作業中だけでなく、アクティビティやスポーツ時などのアウトドアにも着用するなど、着用シーンの幅が広がっています。

それに伴って、スポーティーな服装と相性のよいデニム生地のタイプや、可愛い柄がデザインされたタイプ、カラフルなタイプなど実用性とデザイン性を兼ね備えたおしゃれな脚絆も登場しています。

必要に応じて、デザイン性の高い脚絆を身につけ、おしゃれな脚絆コーデを完成させましょう。

自分の足に合った脚絆を見つけて活用しよう! 

庭師や大工などの職人から、祭り参加者、エイサー衣装、お遍路さん、アウトドア好きな人まで、幅広く利用できる脚絆。

脚絆を使用することで、木や雪、泥などから足を守れるのが良い点。
サイズや素材、留め方などによってもフィット感や履き心地が変わってきます。

着用シーンによっても相応しい脚絆が異なりますので、自分に合った脚絆を見つけて、活用してみてはいかがでしょうか。

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