卒業式に最適な総絞りの着物と袴とは?レンタル袴の魅力や七五三の定番コーデも解説!

卒業式の振袖で人気の総絞りは、長い歴史を受け継ぐ伝統技法であり、世代を超えて多くの人に愛される柄です。

今回の記事では、総絞りの魅力や着物の格、卒業式や七五三におすすめの総絞り袴コーデ、フルセットの商品、袴をレンタルする際の流れなどについて、詳しく解説します。

目次
  1. 総絞りとは?
  2. 総絞りの歴史
  3. 絞りの種類とは?
  4. 総絞りの着物の格とは?
  5. 総絞りを生かした着物とは?
  6. 着物の格一覧表
  7. 総絞りの魅力とは?
  8. 希少価値が高い
  9. 着心地の良い生地
  10. 1枚を長く着用可能
  11. 華やかで上品なイメージ
  12. 他の人とかぶりにくいデザイン
  13. 総絞りの着物を買う際の注意点とは?
  14. 着物の値段が高くなりやすい
  15. 着物のお手入れに手間がかかる
  16. 身長が高めの人に合う着物が少ない
  17. 袴とは?
  18. 行灯袴と馬乗袴の形状の違いとは?
  19. 袴の種類とは?
  20. 袴の素材とは?
  21. 女学生の卒業式にぴったりの総絞り袴
  22. 基本的な卒業式の袴スタイルとは?
  23. 卒業式に袴を着る魅力とは?
  24. 卒業式の総絞り袴コーデの選び方とは?
  25. 卒業式の総絞りの袴コーデと相性のよい吉祥模様5選!
  26. 卒業式におすすめの総絞りコーデ5選!
  27. 卒業式用の総絞り袴コーデに必要な着物と着付け小物一覧
  28. 七五三の男児にぴったりの総絞り袴
  29. 七五三の羽織袴を選ぶポイントとは?
  30. 七五三の総絞りの着物や袴と相性のよい吉祥模様5選!
  31. 七五三におすすめの総絞りコーデ5選!
  32. 七五三用の総絞り袴コーデに必要な着物と着付け小物一覧
  33. 総絞りの着物と袴をレンタルする魅力とは?
  34. 価格が安い
  35. 流行の柄を選べる
  36. 手入れの必要がない
  37. 総絞りの着物と袴をレンタルする際の流れ
  38. シーン別によるおすすめの総絞りの袴スタイル早見表
  39. 特別な行事には総絞り袴コーデで参加しよう!

総絞りとは?

「絞り(しぼり)」とは、布を糸で絞ることによって独自の模様を描き出す「絞り染め」という染色技法のことで、古くから着物に用いられてきた伝統的な技法の一つです。一般的に、絞りは部分的に絞り技法を取り入れた着物のことを表していて、「総絞り」とは全体に絞り染めを施した着物のことを指しています。

粒の絞り方によっても柄の大きさが異なることから、着物一面に等間隔の絞り模様を並べるだけでなく、総絞りベースの生地に色の異なる花模様を描いたり、縁起のよい吉祥文様を描いたりも可能。柄や柄の組み合わせ次第で、多彩なデザインを生み出せるのが特徴です。

一反の着物の場合は約15万粒、振袖の場合はおよそ17万粒といわれるほど、無数の模様が点在していて、職人の熟練した技と長い時間があってこそ生み出せる芸術作品なのです。アンティーク着物としても人気を集めています。

総絞りの歴史

絞りは、飛鳥時代から奈良時代にあたる6~7世紀ころに、インドから中国を経由して日本に伝来したと伝わっています。平安時代になると、絞り染めが盛んに行われるようになりました。室町時代には、美しくて華やかな絵模様を取り入れた「辻が花」が発展。

小袖が広がった江戸時代には、「鹿の子絞り」「有松・鳴海絞り」など数多くの絞り染め技法が普及し、明治時代には鹿の子絞りなどの絞り染め技法が全盛期を迎えました。

絞りの種類とは?

絞りの種類を、「鹿の子絞り」「手綱絞り」などの技法と、「総絞り」「辻が花」などの着物表現とに分けて、詳しく説明していきます。

絞りの技法の種類

主な絞りの技法の種類としては、「鹿の子絞り」「手綱絞り」などが挙げられます。

・鹿の子絞り
鹿の子絞りは、「絞り染めの最高品」と称されるくくり絞りの一種。名前は、小鹿の背中に浮かぶまだら模様と似ていることに由来しています。鹿の子絞りは、布の括り方やつまみ方によっても、デザインが変化するのが特徴。
生地を四角い形につまんで糸でくくる「疋田絞(ひったしぼり)」や、四つ折りにした布を糸で2回くくる「一目絞り(ひとめしぼり)」をはじめ、50種以上の種類があります。

・手綱絞り
「手綱(たづな)」とは、乗馬する際に馬に乗る人が手に持つ網のことであり、馬を操るための綱のこと。
「有松・鳴海絞り」に古くから伝わる伝統的な技法のひとつであり、藁の紐を束ねて芯を作った後に、生地を縦方向に細かく折り畳んでヒダを作りながら、数本の筋目を作って絞りの柄を描き出します。
馬の手綱に似た筋目が平行に並んでいるのが特徴的です。

・三浦絞り
「手綱絞り」と同様に、「有松・鳴海絞り」に受け継がれる伝統技法のひとつ。絞り名は、江戸時代に豊後国(現在の大分県)から訪れた侍医(じい)・三浦玄忠の妻が、絞りの技術を伝えたことに由来していると伝わっています。
絞りの柄が千鳥の足跡にも似ていて、「千鳥の足跡」「豊後絞り」の別名で呼ばれることもあります。

・縫い絞り
生地に下絵に沿って縫いながら強く引き締めることによって、染料が生地に浸透しないようにしながら、模様を描き出す「縫い絞り」。糸を引き締めた部分が白く浮き出るのが特徴です。
縫い方には、「平縫い」「摘み縫い」などの種類があり、縫い方や縫う間隔、針の大きさによっても、様々な文様を生み出せます。

代表的な絞りの着物表現

代表的な絞りの着物表現には、「辻が花絞り」「有松・鳴海絞り」などがあります。

・辻が花絞り
「辻が花絞り」は、室町時代に誕生したとされる技法であり、室町時代末期から桃山時代にかけて流行った絞り染め技法。絞り染めを中心に、桜や藤、つつじなどの花や動物などの様々な絵模様を繊細に表現しています。
細かな絵模様を手間暇かけて手作業で行うことや、一度途絶えた後に復活したものの職人の数が少ないことから、「幻の染め」と称賛されるほどです。

・有松・鳴海絞り
「有松・鳴海絞り」とは、江戸時代に東海道の茶屋街や宿場町として栄えていた愛知県名古屋市の有松と鳴海の両エリアを中心に生産されている絞り染めのことです。100以上というほどの種類の多さと涼やかな肌触り、美しいデザインが持ち味で、昭和50年(1975年)には国の伝統工芸品にも登録。現在、国内の絞り生産の多くがこの地域で作られていて、夏の浴衣や半幅帯などに愛用されています。今回の記事で詳しくご紹介している「総絞り」も、代表的な絞りの着物表現に含まれます。

以前は、新潟県の「白根絞り」、愛知県の「有松・鳴海絞り」、大分県の「豊後絞り」の3つの絞り技法が、「日本の三大絞り」と呼ばれていました。

かつては、職人がかなりの時間をかけて絞り技法を行うのが一般的でしたが、最近では機械で絞り加工する「機械絞り」や、布に絞り模様を印刷する「プリント絞り」を利用している場合もあります。

総絞りの着物の格とは?

総絞りの着物の格について、詳しくみていきましょう。

総絞りを生かした着物とは?

総絞りを生かした主な着物は、「振袖」「訪問着」「小紋」の3種類です。

着物の格一覧表

総絞りの着物の格を考える際に、ぜひ知っておきたい着物の格と主な着物の種類について、表にまとめました。

着物の格主な着物の種類
正礼装第一礼装・打掛・黒留袖・本振袖・喪服
準礼装略礼装・色無地・訪問着・付け下げ・中振袖・色留袖
外出着・小紋・御召・紬
街着普段着・木綿・銘仙・絣・ウール・浴衣

※着物の格は、紋の数や染め方、袖の長さなどによって決まります。

基本的には、総絞りの着物は全体的に凸凹していて平坦な部分が少ないため、紋を入れることができません。

また、生地の光沢が出なかったり、江戸時代の遊女が着ていたりしたことも相まって、カジュアルなイメージが強く、着物の格としてはそれほど高くありません。

通常は、未婚女性の第一礼装にあたる振袖であっても、総絞りの振袖の場合は訪問着と同格の準礼装、訪問着はそのまま、全体に絞り模様が入っている着物は小紋扱いになります。古くからおしゃれな外出着ほどの位置付けですが、時代が変わったこともあり、近年では高級な着物としてのイメージが定着。

最近では昔ながらの伝統を生かした総絞りや絞りの振袖や訪問着も登場していて、卒業式や成人式、結婚式などフォーマルシーンの「晴れ着」としても人気です。

総絞りの魅力とは?

多くの人を魅了する総絞りの魅力を紐解いていきます。

希少価値が高い

総絞りの着物の多くは、職人による手作業で一枚ずつ丁寧に作られていて、完成までに1年以上かかることもあるほど、長い時間をかけているのが特徴です。

現在では、長い時間と高い技術を要する総絞りを行う職人が減ってきていることもあり、必然的に希少価値が高くなってきています。

着心地の良い生地

総絞りの着物には、ふわふわとした厚手の生地を使用することが多く、他の着物と比べると柔らかく軽いため、肌触りや着心地が良いのも人気の秘密です。

凹凸で布が肌に触れる面積が少なく通気性がよいため夏も快適で、厚みがあるぶん保温性も期待でき、冬にも向いています。

1枚を長く着用可能

総絞りの着物は、職人の高い伝統技術や長い時間を注ぎ込んでいる上に、丈夫な生地を使用しているため、しっかりとメンテナンスを行うことで、長期間着用できるのも利点です。

高級品であり、流行りもあまり関係ないため、親から子へと代々引き継げます。

華やかで上品なイメージ

総絞りの模様が着物全体に点在していることで、独自の立体感や風合い、光の陰影による豊かな表情が生まれます。
総絞りの着物をまとっていると、パッと華やかな雰囲気になるだけでなく、上品な印象にも繋がります。

他の人とかぶりにくいデザイン

総絞りの着物は、職人が「生地をつまんで括る」の作業を何度も繰り返しながら模様を完成させるため、同じデザインの着物は一つたりともありません。

多くの人が参加する成人式や卒業式でも他の人とかぶりにくく、個性的なデザインの着物を着たい人にぴったりです。

総絞りの着物を買う際の注意点とは?

繊細で貴重な総絞りの着物なだけに、買う際には3つの注意しておきたいポイントがあります。

着物の値段が高くなりやすい

総絞りの振袖は、17万粒ほどともいわれるほど数多くの絞り粒が並ぶため、1枚を数年かけて作り上げることも珍しくありません。通常の着物と比べても、1枚の着物が完成するまでの日数が長くなりやすく、着物の価格も高額になりがちです。

着物のお手入れに手間がかかる

多くの絞り粒が並ぶ繊細な総絞りの着物は、水分や汗などの水気と湿気に弱い性質です。
絞り粒の形を保つためにも、こまめにメンテナンスしたり、着物の上に他の着物を重ねて置かないようにしたりするとよいでしょう。

身長が高めの人に合う着物が少ない

身長160cm前後までが、総絞りの着物を美しく着用できる一つの目安といわれています。
全体的に生地が縮んでいる総絞りの着物は、布が伸びにくく丈を調整しづらいため、身長が高い方は、部分絞りの着物を選ぶのがおすすめです。

総絞りの魅力と注意点を理解した上で、着物を購入するかレンタルするかを決めましょう。

袴とは?

着物の上から身に付ける下半身用の伝統的な衣裳のことで、スカート型もしくはズボン型が一般的です。

男性の袴の歴史は古く、古墳時代には原型が出来上っていたといわれていて、普段着でした。
その後の平安時代に、礼服として定着。現在でも、男性の第一礼装である「紋付袴(もんつきはかま)」に欠かせない衣裳として親しまれています。

袴は、男性の「はきもの」という時代が長く続きましたが、平安時代に入ると女性も十二単を着る際に着用するようになります。平安時代から鎌倉時代には、女性の間でも袴が流行したものの、その後は女性が袴を穿く習慣は次第になくなっていきました。

明治時代になり、女子学生の制服に採用されるなど袴が再び脚光を浴び、一大ブームに。
袴が女学生に浸透したことにより、現在も小学校や大学などの卒業式で袴を着る伝統が根付いています。

行灯袴と馬乗袴の形状の違いとは?

「行灯袴」「馬乗袴」の違いについて、説明します。

・行灯袴(あんどんばかま)
「行灯袴」は、中央に「襠(まち)」と呼ばれる仕切りのないスカート型の袴のこと。
襠がないという特徴から、「襠無袴(まちなしばかま)」と呼ばれることがあります。

・馬乗袴(うまのりばかま)
「馬乗袴」は、中央に「襠」という仕切りが付いたズボン型の袴のこと。
名前の通り、乗馬用として発展した穿きもので、行灯袴に比べて動きやすいのが特徴です。
男女どちらも着用でき、女性は胸の下で着付けるのに対して、男性は腰で着付けます。

3歳男児や5歳男児の七五三、小学校の女の子や女子大生の卒業式やイベント時などは行灯袴を、男性が卒業式や成人式、結婚式などで着用する場合は馬乗袴をはくのが通常です。

袴の種類とは?

袴の種類は、「無地」「ぼかし」「刺繍」「ぼかし刺繍」の主に4種類です。

・無地
「無地」とは、一色だけの袴のこと。
無地の袴は、シンプルで華やかな雰囲気の振袖や二尺袖の着物との相性が抜群で、どんな着物にも合わせやすいのが特徴です。

・ぼかし

「ぼかし」とは、色の濃度に変化をつけたグラデーションの袴のこと。
シンプルな単色の袴にグラデーションを入れることで、デザインに変化がつき、オシャレな印象になります。

・刺繍
「刺繍」とは、ワンポイントとなる刺繍の入った袴のこと。
桜や菊、矢羽根などの和柄、ユリやバラなどの洋柄をはじめ、着物ブランドからも刺繍入りの袴が数多く登場しています。

・ぼかし刺繍
「ぼかし刺繍」とは、グラデーションと刺繍を施した袴のこと。
控え目なワンポイントの刺繍とグラデーションのデザインがあることで、よりオシャレさと華やかさが増します。
無地のタイプだけでなく、裾に柄が入っているタイプやグラデーションタイプなど、様々な種類があります。

袴の素材とは?

袴の素材としては、「正絹」「ポリエステル」「ウール」の3種類があり、素材によって特徴が異なります。

・正絹
100%天然の絹糸を用いて織り上げた着物で、高級感がある上に着心地や肌触りが良いのが特徴です。
1枚の着物を作るのに手間暇がかかる分、値段が高くなりがちです。

・ポリエステル
近年では、ポリエステルを使用した化学繊維の着物も多く作られるようになりました。
汚れたり、汗を書いたりした場合は自宅で洗濯できるなど、正絹に比べると肌触りや通気性は劣りますが、お手入れは気軽にできます。

・ウール
羊毛を活用したウールの袴は保湿性が高く、秋冬の卒業式に向いています。
正絹よりも扱いやすく、ポリエステルよりも自然な風合いが持ち味です。

女学生の卒業式にぴったりの総絞り袴

女学生の卒業式に袴を着る魅力や選び方、卒業式におすすめの総絞りコーデなどについて、詳しく説明します。

基本的な卒業式の袴スタイルとは?

卒業式における総絞りの袴スタイル は、総絞りの着物と袴に草履かブーツを合わせるのが一般的です。
卒業式の総絞りの袴スタイルは、年齢や立場によって定番のスタイルが異なります。

・幼稚園児・保育園児:総絞りの四つ身×袴×ブーツ
七五三でも活用できる子ども用の着物「四つ身」と袴に、草履よりも歩きやすいブーツを履くのが人気です。
四つ身を着用する前に、着丈を調整するための「肩上げ」や「腰上げ」を事前にしておく必要があります。

・小学生:総絞りの振袖×袴×草履
小学生は、家庭の経済格差などから、派手な格好は避けるように事前にお願いされている場合があります。
その場合は古典柄の着物と袴に草履を合わせるなど、目立ち過ぎない伝統的な着こなしを目指すのがおすすめです。

・大学生:総絞りの二尺袖×袴×ブーツ
振袖に比べて袖が短く動きやすいと評判の二尺袖と袴、ブーツを合わせたモダンな装いが大学生の卒業式の定番コーデになります。二尺袖は、ポリエステル素材が多いため扱いやすく、発色がよいのも人気の理由です。

・学校の先生:絞りの訪問着×袴×草履
生徒を送り出す側の立場である先生は、主役である生徒よりも目立たないのがマナーです。
上品なデザインが多い準礼装の訪問着と無地の袴、草履という落ち着いた装いが先生にぴったりです。

卒業式に袴を着る魅力とは?

卒業式に袴を着る4つの魅力を見ていきましょう。

・女学生の象徴である
明治時代に女学生の制服として袴が採用されると、動きやすさや着心地の良さから流行し、明治時代にかけて女学生の象徴となりました。着物と袴のコーディネートは、日本ならではの伝統と美を兼ね備えた卒業式の衣裳として、人気を集めています。

・特別感を演出できる
スーツは卒業後も着る機会はありますが、着物と袴のコーデは学校の卒業式や成人式などの式典以外は、着用機会がなかなかありません。卒業式に、昔ながらの和装である着物と袴のコーデで参加することにより、特別感を演出できます。

・映える写真を残せる
卒業式では、友達や両親、先生と記念撮影する機会が多いものです。
袴は振袖に比べると着付けが簡単な上に着崩れがしにくかったり、胸の下の高い位置で穿くため足が長く見えたりと、特別でキレイな映え写真を撮れると評判です。

・コーデで個性を表現
着物と袴の色や柄の組み合わせ次第で、古典からモダンまで全体の雰囲気を変えられるのが、袴コーデのおすすめポイントです。
また、どんな着物を合わせるのか、草履とブーツのどちらを履くのかなどによってもイメージが変わり、自分らしさや個性を表現できます。

卒業式の総絞り袴コーデの選び方とは?

卒業式に総絞り袴を選ぶ際の3つのポイントについて、ご紹介します。

・自分に合ったサイズを選ぶ
自分のサイズに合った袴選びの参考として、「ジュニア用」「成人女性用」ごとに一般的な袴のサイズを表にまとめました。

ジュニア用

袴丈対応身長
草履ブーツ
65cm115 cm~119 cm118 cm~122 cm
70cm120 cm~126 cm123 cm~129 cm
75cm127 cm~133 cm130 cm~136 cm
80cm134 cm~140 cm137 cm~143 cm
85 cm141 cm~146 cm144 cm~149 cm
87 cm147 cm~151 cm150 cm~154 cm

成人女性用

袴丈対応身長
草履ブーツ
91cm152~157cm155~160cm
95cm158~163cm161~166cm
99cm164~168cm167~171cm
103cm169~173cm172~176cm

子どもと大人では体型が異なるため、同じ身長や袴丈であったとしても、袴の作りやサイズが異なります。
キッズ用はお尻周りがぴったりサイズのスッキリとした作りに、大人用は幅が広くヒップ周りに余裕があるのが特徴です。

袴丈
アンダーバストの5cm下、袴のひもを締める場所から足元までの長さ
※草履を履くのかブーツを履くのかでも適切な袴の丈が異なります。
草履の場合はくるぶしが隠れるほどの長さ、くるぶしよりも3cmから5cmほど短い長さが目安です。

・どんな着物を合わせるのか考える
袴と組み合わせる着物は、主に「振袖」「二尺袖」の2種類です。
袖丈が100cmほどとより長い振袖を着ると華やかなイメージに、袖丈が二尺(76cm)ほどと短い二尺袖を合わせると軽くてキュートな印象になります。
成人式などで購入した着物がある場合は振袖を、卒業式のために和装を用意する場合は袴とのバランスが抜群な二尺袖を選ぶと安心です。

・草履とブーツのどちらかを決定する
草履は履きなれていないと歩きづらいですが上品で落ち着いた印象になり、歩きやすくモダンなブーツはカジュアルなイメージを与えがちです。草履とブーツ、それぞれのメリットとデメリットも考えながら、どちらを履くか決めるとよいでしょう。

卒業式の総絞りの袴コーデと相性のよい吉祥模様5選!

総絞りの袴コーデにぜひ取り入れたい吉祥文様を5つご紹介します。

・桜
桜の花弁や花びらを描いた柄で、古くから日本の国花として愛される花です。
「繁栄」「物事のはじまり」の意味があり、卒園式や卒業式にも適しています。

・菊
皇室の紋章にも用いられるほど日本と結びつきの深い花で、日本の国花の一つ。
「高貴」「厄除け」「無病息災」などの意味があります。

・牡丹 
美しく大きな姿から、「百花の王」と称される花です。
「富貴」「幸福」「長寿」「繁栄」などの意味を持つ縁起の良い柄として知られています。

・蝶
古来よりおめでたい吉祥文様として有名な柄。
青虫から成虫に成長していく様子から、「不死」「長寿」「立身出世」の象徴です。

・熨斗
慶事に欠かせない「熨斗鮑(のしあわび)」をモチーフとした吉祥文様になります。
「長寿」「永遠に続く幸福」を表しています。

桜や牡丹は春、菊は秋の花であり、着物に単体で描かれている場合は旬の時期にしか着られませんが、他の花や植物と一緒に描かれている場合は通年で着用でき、卒園式や卒業式でも着用できます。

卒業式におすすめの総絞りコーデ5選!

卒業式におすすめの総絞りコーデ5選をご案内します。

・赤地の総絞り本振袖×紺の袴×草履
明るい赤をベースとした本振袖に、反対色である紺の袴を合わせたコーデ。シンプルながらも華やかな印象にまとまります。

・紫地の総絞りの中振袖×ベージュの袴×ブーツ
濃い紫の中振袖と、明るいベージュの袴を組み合わせたコーデで、やわらかくて上品なイメージに仕上がります。

・黒地の総絞り中振袖×エンジの袴×草履
黒を基調とした中振袖に、落ち着いたエンジの袴を合わせたコーデ。着物に使用されている色の袴を選ぶことで、より上品でシックなイメージにつながります。

・水色地の総絞り二尺袖着物×紺の袴×草履
水色の二尺袖着物と、引き締め効果のある紺の袴を組み合わせたワントーンコーデです。爽やかで優しい雰囲気になります。

・ピンク地の総絞り二尺袖着物×紫色の袴×ブーツ
パステルカラーのピンクの二尺袖着物に、相性のよい濃い紫色の袴を合わせることで、優しさや上品さが際立ちます。

卒業式用の総絞り袴コーデに必要な着物と着付け小物一覧

卒業式用の総絞り袴コーデを着付ける際に必要な小物を一覧にまとめました。

・着物

・袴

・半幅帯

・帯板

・長襦袢

・衿芯

・肌着

・半衿

・重ね衿

・コーリンベルト

・伊達締め

・腰ひも

・草履

・足袋

※着物専門店やネットショップには、和装と小物などの着付けに必要なもの一式がそろったフルセットレンタルやフルセット販売プランが用意されている場合がほとんどです。

センスがでがちな衿や帯なども着物の色柄を考慮した上で、着物のプロが似合うものをコーディネートしてくれるのも嬉しいポイント。

着物と小物を一つずつ集めるのは大変ですし、着物や着付けに慣れていない方はフルセットレンタルやフルセット購入を利用した方が安心です。

七五三の男児にぴったりの総絞り袴

男性が袴を着る機会としては、「七五三」「成人式」「結婚式」などのシーンがありますが、格があまり高くない総絞り袴はフォーマルな成人式や結婚式などのシーンには向きません。

総絞り袴コーデは、3歳と5歳男児の七五三にぴったりです。

七五三に3歳と5歳男児が羽織袴を着用することで、凛々しくてカッコいい印象になります。

※3歳男児は、三つ身の着物に被布コートを羽織るスタイルが主流で、3歳男児の七五三に羽織袴を着せるかどうかは、地域や家庭によっても異なります。

3歳男児の七五三の場合で、高級感漂う総絞りと鷹や松などのおめでたい柄を組み合わせたお宮参り用の産着がある際には、三つ身代わりに利用しても構いません。

七五三の羽織袴を選ぶポイントとは?

七五三の羽織袴を選ぶ際に大切なポイントは、「色柄」「サイズ」です。

・色柄で選ぶ
着物や袴に描かれている色と柄には、それぞれ意味があります。
黒と紺の色味や松と鷹の柄といった伝統的な色柄を選べば正統派スタイルに、オレンジや赤の色合いや幾何学模様などの斬新なデザインを選べばモダンスタイルになります。

・サイズで選ぶ
着物や袴の丈など、自分のサイズに合った和装を選ぶと、着崩れがしづらく、よりしっかりとした印象に繋がります。

七五三男児の羽織袴サイズの目安表

七五三の羽織袴を選ぶ際の目安となるサイズを一覧表にまとめました。

袴丈対応身長
50cm約100cm
55cm約110cm
60cm約115cm
65cm約120cm
70cm約125cm

七五三の総絞りの着物や袴と相性のよい吉祥模様5選!

七五三の総絞りの着物や袴と相性のよい吉祥文様5つについて、説明していきます。

・兜
頭部を守るための武具をイメージした柄であり、男の子の産着や三つ身などの着物にも愛用される柄です。
「災厄から身を守って欲しい」という願いが込められています。

・鷹
千里眼と鋭い爪が特徴的な凛々しい鳥を描いた柄で、男の子の着物でもお馴染みの模様。
「出世」「大成」「幸運を掴んで離さない力」などの意味を持っています。

・龍
天に昇る姿で知られる想像上の生き物で、幸せを呼び込む吉祥文様としても親しまれています。
「幸運」 「出世」「飛躍」「魔除け」などの象徴です。

・松
年中緑を絶やさない植物を描いたおめでたい柄です。
「千年生きる」といわれるほど、「長寿」「繁栄」「生命力」を表しています。 

・軍配
戦国武将が手にしていた武具をデザインした男らしい柄。
「困難に立ち向かって欲しい」「道を自分の力で切り開いて欲しい」との願いが込められています。

七五三におすすめの総絞りコーデ5選!

3歳と5歳男児の七五三におすすめの総絞りコーデをご紹介します。

・黒地の着物×黒地総絞りの羽織×白黒縞の袴
シックな黒地の着物と羽織に、白黒縞の袴を合わせた定番のコーデで、男らしさやカッコよさが引き立ちます。

・黒地の着物×水色の総絞りの羽織×金地の袴
大人っぽい黒地の着物と淡い水色の羽織、煌びやかな金地の袴を組み合わせたコーデ。晴れやかな場に相応しい華やかで男らしい雰囲気です。

・白地の着物×紺地の総絞りの羽織××白黒縞の袴
着物と袴、羽織をすべて同系色でまとめたおしゃれなコーデ。シンプルでレトロな雰囲気に仕上がります。

・茶の着物×茶の総絞りの羽織×白地の袴
濃い茶の着物と総絞りの羽織と、シンプルな白地の袴を組み合わせることで、渋くてレトロなイメージになります。

・グレー地の着物×グレー地総絞りの羽織×ベージュの袴
シンプルな濃いグレー地の着物と、グレー地総絞りの羽織を組み合わせたコーデ。明るめのベージュ袴が、カッコよさや華やかさを増しています。

七五三用の総絞り袴コーデに必要な着物と着付け小物一覧

3歳や5歳男児の七五三用の総絞り袴コーデを着付ける際に必要な和装や小物を一覧にまとめました。

・羽織

・着物

・袴

・角帯

・羽織ひも

・襦袢

・サスペンダー

・腰ひも

・扇子

・懐剣

・雪駄

・足袋

総絞りの着物と袴をレンタルする魅力とは?

園児と女学生の卒業式や七五三の男児などが総絞りの着物と袴を着る際には、販売されている和装を購入する場合と、貸し出されている和装をレンタルする場合があります。

ただ、着物に触れる機会が少ない現代では、レンタルの着物と袴が人気です。
ここでは、総絞りの着物や袴をレンタルする3つの魅力について、説明していきます。

価格が安い

姉妹や兄弟がいたり、袴を着る機会が多かったりと、何度も袴を着る機会があれば購入の方が安く済むこともあります。ただし、卒業式や七五三の1度きりの着用であればレンタルの方が価格が安い場合がほとんどです。

流行の柄を選べる

それぞれのショップには、豊富なデザインの着物と袴が並んでいることが多く、多彩な種類の中からお気に入りの1着を選べます。また、流行りの色や柄を取り入れた着物もそろっていて、着る度に自分好みのデザインを探せるのも利点です。

手入れの必要がない

返却時は脱いだ着物と袴を畳んで送り返すだけと、虫干ししながら汚れを確認したり、クリーニングに出したりする必要がありません。着物の保管場所や年に数度の虫干しも行う必要がないため、着物に慣れていない方でも安心して利用できます。

着物のレンタルショップでは、着物と袴のセットだけでなく、着物だけや袴だけといった単品レンタルも可能です。
着物は成人式の振袖があるものの袴コーデで卒業式に参加したい場合や、逆に袴は兄弟や姉妹から譲り受けたもののお気に入りの着物がない場合にも適しています。

総絞りの着物と袴をレンタルする際の流れ

ネットショップで、総絞りの着物と袴をレンタルする際には、以下のように進めるとスムーズです。

1.総絞りの袴コーデ選び

実店舗の場合は実際の着物や袴を見たり試着したりながら、ネットショップの場合はモデルのイメージ画像や詳細情報を確認したりしながら、自分の好みにあった着物と袴を選びます。インターネットで着物と袴を探す場合は、検索バーに希望する色や柄を入力すると、希望に近い商品が数多く表示されますので、その中から選ぶとスムーズです。

会員登録をすることで、マイページからカート一覧や利用履歴を確認できたり、割引などの特典を受けられたりと、便利に利用できますので、事前に会員登録しておくのがおすすめ。

着物と袴を選ぶ際の注意点

フルセット内容や配送料、レンタル日数などは、ブランドや店舗、商品によっても異なります。
気になることがある場合には、メールやLINEで問い合わせたり、よくあるご質問を確認するようにしましょう。
ネットショップを利用する場合には、トップページに会社概要や利用規約、送料、配送方法、ご利用ガイド、特定商取引法に基づく表記などのお客様の知りたい情報が掲載されていますので、後々トラブルにならないように必ず確認してください。

2.予約

希望のプランやサービスを選択した上で、総絞りの着物と袴を予約します。
少なくとも卒業式の半年前には予約を済ませておくと安心です。人気の着物や袴を狙う場合は、夏休み前に予約しておくことをおすすめします。
着物や袴だけでなく、必要に応じて、美容室や写真館の予約も忘れないようにしましょう。

3.注文受付メールを受信

店舗での予約がきちんとできていれば、それぞれの店舗より「注文受付メール」が届きます。
※1日以上たってもメールが届かない場合は、迷惑メールを確認したり、マイページ内の予約内容を確認したりしましょう。

4.注文完了メールを受信

各店舗で予約内容を確認後、「注文完了メール」が送られてきます。

5.料金の支払い

銀行振り込みやクレジットカードなど、各店舗に応じた方法で、料金の支払いを行います。

6.前日の準備

ネットショップを利用する場合は、式の2日から3日前に郵送での荷物受け取りの翌日返却の「5泊6日」「4泊5日」が一般的。
式当日までに着付けに必要なものを店舗から着付け会場に届けてもらえる場合は大丈夫ですが、自分で美容室や着付け会場などに届ける場合は前日に持参して、忘れ物などの確認をしておくと安心です。

7.卒業式当日

卒業式当日には、ヘアセットとメイク、着物と着付けを行い、ハレの日に相応しい華やかな装いで卒業式に参加しましょう。レンタル時に着付けやヘアメイクが付いている場合は、当日は補正用のタオル2枚から3枚だけの準備で済む場合が多いです。

メイクやヘアセット、着物と袴の着付け、どのサービスまで付いているかはプランやお店によっても異なります。
メイクやヘアセットが付いていない場合は、着物と袴の着付けまでにしておく必要があります。

8.袴を返却

卒業式の翌日には、着物と袴を返却してください。
着物と袴はクリーニングに出す必要はありませんので、脱いだらきちんと畳んだ上で、段ボールに詰めて各店舗に送り返します。

シーン別によるおすすめの総絞りの袴スタイル早見表

見やすいように、着用シーン別に分けて、おすすめの総絞りの袴スタイルを早見表にまとめました。

絞りの袴コーデ着用シーンおすすめのスタイル
女性・卒業式
幼稚園児・保育園児総絞りの四つ身×袴×ブーツ
小学生総絞りの振袖×袴×草履
大学生総絞りの二尺袖×袴×ブーツ
先生総絞りの訪問着×袴×草履
男児・七五三
3歳と5歳の男児総絞りの羽織×着物×袴

特別な行事には総絞り袴コーデで参加しよう!

総絞りは、昔ながらの高い技術と長い時間を必要とする伝統工芸であり、昔から多くの人に愛される柄。

アンティーク着物やおしゃれな外出着としても親しまれています。

着心地の良さや上品で華やかな雰囲気など、総絞りの着物だからこその良さがありますので、女子学生の卒業式や3歳と5歳男児の七五三など、大切な人生の節目にはお気に入りの総絞り袴コーデで参加してはいかがでしょうか。

RELATED

関連記事

LATEST

最新記事