2026年度版!神社のお参りに最適な参拝日とは?縁起の良い開運日と吉日やカレンダーの暦注を徹底解説!

神社は、神様が祀られている神聖な場であり、古くから日本人の心の拠り所でもある宗教施設です。

国内には、およそ八万社もの神社が鎮座するといわれていて、人生の節目や年中行事の際に、お願いごとをしたり、感謝を伝えたりと、日本人の生活にも深く溶け込んでいます。

せっかく、神社にお参りに行くなら、最も運気が高まる縁起の良い日に行きたいと思いませんか。

今回の記事では、お参りに適した時間帯や参拝日を決める際に知っておきたいカレンダーの暦注、神社のお参りにおすすめの縁起の開運日や吉日をはじめ、神社の参拝日を決める際に役立つ情報について、分かりやすく解説します。

目次
  1. 神社とは?
  2. 基本的な神社の参拝方法とは?
  3. 神社のお参りに適した時間帯とは?
  4. どんな時に神社にお参りに行くの?
  5. 新月と満月
  6. 月ごとの行事
  7. 年中行事
  8. 神在月と神無月の違いとは?
  9. 人生の節目
  10. 厄年
  11. 祝寿・長寿のお祝い
  12. 観光や旅行時
  13. お守りやお札を返しに行く時
  14. 神社の神様に呼ばれた時
  15. 神社の参拝日を決める上で大切な暦注とは?
  16. 六曜
  17. 十二直
  18. 下段
  19. 二十八宿
  20. 選日
  21. 日の干支
  22. 神社のお参りにおすすめの日10選!
  23. 神社への参拝を避けたほうがいい日2選!
  24. 毎月神社に参拝に行く習慣を身につけよう!

神社とは?

神社は、古くから伝わる日本ならではの宗教である「神道(しんとう)」に基づいて、神様を祀ったり、祭祀を行ったりする施設です。日本の建国よりも前、神代(かみよ)に創建されたと伝わる神社も存在するなど、はるか昔から日本人の心の拠り所として親しまれてきました。

神社では、多くの場合、祖先や自然、偉人などを神格化して、崇め奉っていて、入口にそびえる鳥居で人間の世界と神様の世界である神域を区切っているのが特徴です。

日本各地には、神宮、大社、八幡宮、天満宮などの神社があります。それぞれの神社によって、ご祭神や社格が違うことから、ご利益も異なりますので、自分に合った神社を選ぶことが大切です。

基本的な神社の参拝方法とは?

神社での基本的な参拝方法は、以下の流れになります。

1. 鳥居をくぐる
鳥居をくぐって、神様の空間である神社の境内に入ります。
鳥居をくぐる前に、「失礼します」という気持ちを込め、一礼するとより丁寧です。

2.  手水舎で手と口を清める
参道の脇にある手水舎(ちょうずや)で、左手、右手、口の順で清めます。

3.  参道を通り本殿へ
鳥居から社殿へと続く参道を通って、本殿へと移動します。
参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれていて、神様が通る道といわれていますので、中央は通らないようにしましょう。

4.  本殿でお参りする
本殿や拝殿の賽銭箱にお賽銭を納めて、鈴を鳴らした後に、「二礼二拍手一礼」でお参りします。
通常の神社の参拝方法が「二礼二拍手一礼」のところ、なかには、「二礼四拍手一礼」が基本の島根県の出雲大社と大分県の宇佐神宮などもあり、神社によって参拝方法が異なる場合もあります。
多くの場合は、本殿横にお参り方法が記した案内が置かれていたり、公式サイトで案内されていたりすることがほとんどですので、気になる方は事前に確認しておくと安心です。

神社のお参りに適した時間帯とは?

神社には、門などがないことが多く、お守りや御朱印の授与は夕方までが多いものの、参拝は24時間できることも珍しくありません。

神社の参拝時間を考える指標の一つに、「陰陽五行説」があります。

「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」とは、この世のありとあらゆるものは、「陰」「陽」の性質と、自然界における「木」「火」「土」「金」「水」といった5つの要素が調和や循環しながら、相互作用しているという古代中国生まれの考え方です。

五行では、1日が5つの時間帯に分けられています。

五行時間帯
木(もく)6時~11時
火(か)11時~14時
土(ど)14時~17時
金(ごん)17時~23時
水(すい)23時~6時

五行では、午前中は「陽」の時間で、午後は「陰」の時間とされています。暗い夜の時間から太陽が昇る明るい時間帯になるにつれ「陽」の気が高まり、そこから太陽が沈む「陰」の時間へと変化していきます。

14時を過ぎると「陰」の気が強まることや、午前中は空気が澄んでいること、境内が空いていることなどを考えると、「陽」の気が強い日の出から午前中までの時間帯がおすすめです。

ただし、大晦日や夜祭りなど、夕方から夜にかけてイベントや神事が行われる日は例外で、陰の気が高まる夜に神社にお参りに行っても問題ありません。

どんな時に神社にお参りに行くの?

神社にお参りに行く主なシーンについて、シーンごとに分けて詳しく説明します。

新月と満月

月は、新月から上弦の月を経て満月、そして 下弦の月から新月へと、1ヶ月とほぼ同じ29.5日程度で満ち欠け「朔望(さくぼう)」を繰り返していきます。
月の満ち欠けは日本人の生活にも深く溶け込んでいて、朔望に応じて神社にお参りする人も少なくありません。

・新月
月の満ち欠けが新しく始まる日であることから、物事をリセットするのに最適な日です。
神社にお参りして、新しい目標を立てたり、願いごとをしたりして新しいスタートをきるのに適しています。

・満月
月のパワーが満ちて完成を迎える日であり、新月からの取り組みが結実するといわれる日です。
仕事や恋愛などの成就やお礼の気持ちを伝えながら、不要なものを手放し、次のサイクルに向けて準備するのにぴったりの日でもあります。

月ごとの行事

神社は、地域ごとに鎮座していることが多く、地域を守る産土神であり、地元民の心の拠り所でもあります。

「月参り」といって、毎月日にちを決めてお参りするのも定番です。

・お朔日参り(おついたちまいり)
旧暦の新月に通ずる1日が新たな月の始まりであることから、神社にお参りし、前月の感謝と、新しい月の家内安全や無病息災の祈願をすることです。

・十五日参り(じゅうごにちまいり)
旧暦の満月にあたる月半ばの15日に、前半の無事への感謝と、後半の平穏を願うために神社にお参りに行くことです。もともと、旧暦の1日は新月、15日は満月と定められていました。
現在でも、1日と15日に国家や地域の安泰と繁栄を願う神事「月次祭(つきなみさい)」を開催する神社が多く、月参りは1日と15日が人気です。

年中行事

毎年に決まった時期に開催される年中行事も神社で人気のイベントのひとつです。

・初詣(はつもうで)
新しい年を迎えた1月1日の元旦から3日までの正月三が日に、前年の感謝を伝えるとともに、新年の無病息災や家内安全などを神社にお参りする行事です。着物を着用して、参拝に訪れる人も少なくありません。

地域によっても異なりますが、関東は1月7日、関西は1月15日の注連縄や門松などの正月仕様に飾られた松の内期間内に参拝するのが一般的です。

・10日戎(とおかえびす)
例年の1月9日から11日にかけて恵比寿神社で開催される祭礼です。
9日が「宵戎」、10日が「本戎」、11日が「残り福」とされていて、恵比須様に商売繁盛や家内安全を祈願します。

・どんと焼き(どんとやき)
「小正月」にあたる1月15日に、神社でお正月に使用した門松や注連縄を炊き上げながら、五穀豊穣や無病息災を祈る伝統行事です。

・夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
1年の前半が終わる毎年6月30日に、神社で大きな「茅の輪(ちのわ)」をくぐったり、人の形をした「形代(かたしろ)」を川に流したりして、半年間の罪や穢れを清め、後半の無病息災を願う行事です。

・天神祭
学問の神さまとして名高い菅原道真の誕生日である6月25日と命日の2月25の縁にちなんだイベントです。
毎月25日に天満宮で「月次祭」が開催されています。

・夏祭り(なつまつり)
7月上旬から8月下旬の夏時期に行われる祭りで、神社の境内にご当地グルメや射的、金魚すくいなどの屋台が並び、浴衣を着た多くの参拝客でにぎわいます。

七夕祭や祇園祭、盆踊り、花火大会などの行事やイベントが多彩で、昔は気温が高い夏に疫病が流行ることが多かったことから、疫病退散や豊作への願いが込められています。

・例祭(れいさい)
神社やご祭神にゆかりのある決まった日に毎年開催される神事で、「例大祭(れいたいさい)」とも呼ばれる1年の中で最も大切な行事です。稲や野菜の収穫時期である秋に行うことも多く、神様の恩恵や五穀豊穣に感謝を伝え、国の繁栄や地元民の健康や安全をお願いする行事でもあります。

・新嘗祭(にいなめさい)
勤労感謝の日の祝日である毎年11月23日に神社や宮中で開催される神事です。
その年に収穫したばかりの新穀(新米)を神様に捧げ、その年の恵みに感謝を告げるとともに、五穀豊穣や国家安泰もお願いします。

宮中では、天皇が神様に新穀を供え、自身も新米をいただく「神人共食」という神事が開催されていて、かつては新嘗祭が終わるまでは新米を食べないというルールもありました。

・年越の大祓(としこしのおおはらえ)
1年最後の日である大晦日の12月31日に神社で行われる行事です。
「夏越の大祓」の対になる行事で、形代などを使い、1年後半の穢れと罪を払い清め、清らかな気持ちで新たな1年を迎える意味合いがあります。

神在月と神無月の違いとは?

旧暦の10月は全国各地の神様が出雲の国に集まることから、出雲地方のみ「神在月」、それ以外の神様のいない地域では「神無月」と呼ばれています。神様が留守になる「神無月」の参拝について気になる方がいるかもしれません。

神様が不在だったとしても、それぞれの神社には、神様の依り代となる「御神木」など神様の代わりを果たしてくれるパワースポットがあります。「神無月」でも毎月の行事は、それぞれの神社で通常通り行われる場合がほとんどですので、気にせずに参拝してください。

主な年中行事一覧

神社で1年間に開催される主な年中行事を表にまとめました。

年中行事日にち内容
初詣1月1日・2日・3日をはじめとする「松の内期間内前年の感謝と新年の無病息災や家内安全を願う
10日戎1月9日~11日恵比須様に商売繁盛や家内安全を祈願する
どんと焼き1月15日五穀豊穣や無病息災を祈りながら、門松や注連縄を炊き上げる
天神祭毎月25日菅原道真の縁日に月次祭が催される
夏越の大祓6月30日1年の前半の穢れを払い、後半の無病息災を祈る
夏祭り7月上旬~8月下旬疫病退散や豊作を祈願し、祇園祭や盆踊り、花火大会を行う
例祭神社によって異なる神様に1年の恵みの感謝を伝え、国の繁栄や地元民の無病息災を願う
新嘗祭11月23日新穀を神様に供え、1年の収穫に感謝を告げ、五穀豊穣や国家安泰も祈る
年越の大祓12月31日1年の後半の穢れを払い、さっぱりとした気持ちで新年を迎える

人生の節目

地元の神社にお参りして、今までの感謝や報告を伝えたい人生の節目は、主に以下の6つのシーンです。

・お宮参り

・七五三

・卒業

・入学

・成人式

・結婚式

厄年

厄年は、古くから日本に伝わる考え方で、社会的にも体力的にも大きく変化が生まれやすく、災難や体調不良などの災厄が起きやすいといわれる年齢です。

「本厄」の前後1年は「前厄」「後厄」とされ、前厄から後厄までの3年間を無事に過ごせるように神社で厄除け祈願を受ける風習があります。

前厄本厄後厄
男性
24歳25歳26歳
41歳42歳43歳
60歳61歳62歳
女性
18歳19歳20歳
32歳33歳34歳
36歳37歳38歳

※厄年は、満年齢ではなく、数え年で行う場合がほとんどです。

幾つかの厄年の中でも、男性は42歳、女性は33歳が「大厄(たいやく)」とされていて、一番注意するべき年齢だといわれています。

祝寿・長寿のお祝い

日本では、古来より還暦や古希などの人生の節目に、神社にお参りして祈祷を受けた後、家族で長寿を祝う食事会を開催するのが定番です。長寿によって、テーマカラーが異なるため、テーマカラーにちなんだ小物や花を贈る風習もあります。

長寿のお祝い年齢テーマカラー内容
還暦(かんれき)60歳赤色生まれて60年を迎え、干支が生まれた年にもどる「本掛還り」にちなむ行事
古希(こき)70歳紫色中国の詩人である杜甫の詩「人生七十古来稀なり」に由来する行事
喜寿(きじゅ)77歳紫色「喜」の草書体「㐂」が、七十七に似ていることから名付けられた行事
傘寿(さんじゅ)80歳紫色・黄色「傘」の略字「仐」が、八十を縦に並べたように見えることにちなむ行事
米寿(べいじゅ)88歳黄色「米」の字を分けると、八十八となることに由来する行事
卒寿(そつじゅ)90歳紫色・黄色「卒」の略字「卆」が、九十と読めることから名付けられた行事
白寿(はくじゅ)99歳白色「百」から一をとると「白」になり、100歳から1歳ひいたことにちなむ行事
百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)100歳白色・桃色100歳を漢数字で「百歳」と表記することに由来する行事

観光や旅行時

日本各地には、地元で愛される神社、ご利益が評判の神社、優れた文化財を有する神社をはじめ、特色豊かな神社が多く、パワースポットや観光スポットとしても人気を集めています。観光や旅行の合間に、見どころ満載の神社を巡ったり、参拝の証である御朱印を集めたりするのがおすすめです。

お守りやお札を返しに行く時

神社で授与されたお守りやお札は、神様からいただく神聖なものです。神様が宿るお守りやお札は、本来は「購入」した商品とは異なるものであり、役目が終わった後に自分で「処分」するのは適切ではありません。

お守りやお札はいただいてから1年を目安に、授与していただいた神社に自分で行き、返納後に供養してもらうのが一般的です。お守りをもらった神社と異なる神社に返してしまうと、異なる神様に返す行為となり、基本的にはマナー違反になりますので、ご注意ください。

旅行で遠方の神社でお守りをいただいた場合や自分で神社を訪れてお守りを納めるのが難しい場合は、神社によってはお守りを郵送で送ったり、違う神社の古札納所に持って行ったりが可能な場合もあります。気になる場合は、神社に相談や確認してみることをおすすめします。

神社の神様に呼ばれた時

中には、突然同じ神社の情報を何度も見聞きしたり、突然特定の神社が頭に浮かんでいきたくなったりと、神社に呼ばれているような体験をする方もいます。

自分に悩み事がある時に神社の神様に呼ばれた感覚になった際には、直感に従って神社に参拝に行くのが良いとされていますので、ぜひ出掛けてみてください。

ただし、神社にお呼ばれされていないと参拝してはいけないというルールはありませんので、行きたくなった際には気にせずに行っても大丈夫です。

神社の参拝日を決める上で大切な暦注とは?

「暦注」とは、かつての暦に記載されていたその日1日の吉凶に関する注記事項のことです。
暦注には、「六曜」「十二直」「下段」「二十八宿」「選日」「日の干支」などがあります。

六曜

「 六曜  (ろくよう)」とは、14世紀に中国から伝わったといわれる1日ごとの吉凶を表すもので、今でもカレンダーに記されていることが多いです。

六曜には6種類あり、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順で、6日ごとに繰り返していきます。

ただし、旧暦の毎月1日にはあらかじめ六曜が割り当てられていることから、月によっては順番が変わることがあります。

六曜1日が割り当てられた月
先勝1月・7月
友引2月・8月
先負3月・9月
仏滅4月・10月
大安5月・11月
赤口6月・12月

六曜の考え方は、「結婚式は大安が良い」「葬儀は友引を避ける」といわれるほど日本に古くから浸透していて、結婚式や入籍、葬式などの冠婚葬祭から引っ越し、開店まで、色々な場面で気にする方も少なくありません。

縁起の良い順番に並べ替えると、

①大安

②友引

③先勝

④先負

⑤赤口

⑥仏滅

になります。

六曜によって、時間帯での吉凶が違います。

・大安(たいあん)   
「大いに安し」といわれる1日中吉が続く日で、結婚式や引越し、開業、開店など、「何事も吉」と伝わっています。
六曜の中で一番縁起の良い日です。

・友引(ともびき)
「共に引き分け」に由来する日であり、元々は「勝負がつかない日」と信じられていましたが、近年では「友を引く日」という考え方が浸透しています。結婚式や入籍を始めとする慶事には適した日である一方、故人が友を呼ぶことから葬儀や法事は避けたほうが良い日です。
「朝が吉・11時から13時が凶・夕方は大吉」とされています。

・先勝(せんしょう)
「先んずれば勝つ」を意味する日で、「何事も急ぐと良い」と考えられている日です。
時間帯によっても吉凶が変わり、「午前中が吉・14時から18時までは凶」と考えられています。

・先負(さきまけ)
「先んずれば負ける」という意味の日で、「何事も平静に行動したほうがいい日」です。
一日の中で「午前中が凶・午後が吉」と変化するため、用事が入った場合は14時以降に行うのが良いとされています。

・赤口(しゃっこう)
「赤」が火や血に通ずることから、「火元や刃物に注意すべき日」と考えられています。
陰陽道の凶日「赤下日(しゃくぜつにち)」にちなんで、「全てが滅びる日」とも信じられて、入籍や結婚式などの慶事は避けたほうが良い日です。
「11時から13時までは吉・その時間帯以外は大凶」とされていますので、用事があれば11時から13時の間に済ませておくと安心です。

・仏滅(ぶつめつ)
「物事が滅する日」と信じられている日であり、「一日中凶」を意味する日でもあります。
六曜の中で一番縁起の悪い日で、法事や葬儀などの弔事に最適な日です。
昔は、入籍や結婚式などの慶事は避けるべき日でしたが、近年では「一度滅びることでその後新しいスタートを切れる」という良い意味にとらえ、あえて仏滅に結婚式を挙げる人も増えつつあります。

六曜の吉凶一覧

六曜の内容と神社の参拝におすすめの縁起のよい時間帯について、見やすく表にまとめました。

六曜縁起のよい時間帯
大安1日いつでも吉
友引午前と夕方が吉
先勝午前が吉
先負昼と夕方が吉
赤口昼が吉
仏滅1日中凶

六曜を参考にして、神社の参拝時間を決める場合は、大安は1日中いつでも、友引は朝か夕方、先勝は午前、先負は午後、赤口は昼に行くのがおすすめです。

十二直

(じゅうにちょく)とは、北斗七星の柄が季節によって指し示す方角を十二支に割り当てて定めた暦注のことであり、暦の中段に書かれていることが多かったため、「中段十二直」の別名でも知られています。

江戸時代までは六曜以上に重んじられていました。

十二直縁起吉の事柄凶の事柄
建(たつ)物事を建てると良い日祭祀・棟上げ・開店・結婚・開業・移転・旅行 土を動かす・船に乗る
除(のぞく)万物の凶が取り除かれる日種まき・治療・神事・大掃除お見合い・結婚・土を動かす
満(みつ)万物が福で満たされる吉日祭祀・旅行・結婚、建築・開店・慶事薬の服用始め・土を動かす
平(たいら)万物が平和に解決する日結婚・建築・旅行・引越し穴掘り・種まき・土を動かすこと
定(さだん)すべての物事が定まる日結婚・建築・開店・開業・種まき旅行・訴訟樹木の植え替え
執(とる)一切の物事を執行する日祭祀・結婚・建築・買い物・種まき・収穫、家づくり蔵開き・勝負事・お金の貸し借り
破(やぶる)物事を突き破る日出陣・狩猟・薬の服用・訴訟祭祀・開店・開業・建築・旅行・婚礼・勝負事
危(あやぶ)危険が多く自重に適した凶日祭祀・婚礼・酒造り・種まき旅行・登山・高所作業・事始め
成(なる)物事が成就する吉日事始め・開店・婚礼・商談・建築・土を動かす争い事・訴訟
納(おさん)物事を納める日結婚・建築・入学・買い物祭祀・大掃除・葬儀
開(ひらく)物事の困難がなくなり道が開ける日開店・開業・建築・引っ越し・結婚・入学・就職・移転葬儀
閉(とづ)物事の道が閉じ塞がる日墓を建てる・穴を埋める祭祀・結婚・開店・ 開業・事始め


十二直で神社の参拝日を選ぶと、祭祀が吉の「建」「満」「執」「危」が、神社の参拝にも向いています。

下段

「下段」とは、かつての暦の下段に書かれていた暦注のことを指します。
「暦注下段」「暦の下段」と呼ばれることもあります。

下段の主な暦注について、詳しくご紹介します。

下段縁起
天赦日(てんしゃにち)天がすべてを赦(ゆる)す日で、万事吉で他の凶日と重なったとしても何の問題も起きない日
神吉日(かみよしにち)神社参拝や祭祀などの神事、万事ともに吉だが、不浄なことは凶
天恩日(てんおんにち)慶事は大吉、凶事は忌む日で他の凶日と重なった場合は半吉になる日
大明日(だいみょうにち)太陽が万物を隅々まで照らすことから大吉日
母倉日(ぼそうにち)万事にわたって吉日で、とくに婚礼や造作が吉
月徳日(げつとくにち)その月の福徳を司る徳神がいる日で、万事が上手くいく吉日
重日(じゅうにち)慶事を行えば慶事が、凶事を行えば凶事が重なる日で、婚礼や葬儀は避けたほうがよい日
帰忌日(きこにち)凶星の精が人家の門をふさぐため、旅行や里帰りが凶の日
血忌日(けこにち)血に関連することを忌む日で、生き物の殺生や手術などが凶の日
黒日(くろび)全てのことを慎むべき大凶日

下段で神社の参拝日を決める場合は、吉日の「天赦日」「神吉日」「母倉日」が適しています。

二十八宿

「宿」は星を表しており、「二十八宿(にじゅうはっしゅく)」とは、天球上における月の位置を表すためにかつての中国で誕生したものであり、天球を28のエリアに不等分に分けたものです。
具体的には、天の赤道近くに点在する28の星座のことを意味しています。

明治時代に太陰太陽暦から現在の太陽暦(グレゴリオ暦)の新暦へと改暦される際に、六曜などとともに一度は禁止されてしまいました。

現在でも、通常のカレンダーには掲載されていないことが多いものの、開運カレンダーではおなじみの暦注です。
二十八宿それぞれの吉凶の事柄を表にまとめましたので、詳しくみていきましょう。

二十八宿吉の事柄凶の事柄
角宿(かくしゅく)祭祀・事始め・棟上げ・酒造り・結婚・開店・開業葬儀
亢宿(こうしゅく)結納・婚礼・種まき・事始め建築・旅行・移転
氐宿(ていしゅく)婚礼・種まき・開業・開店・旅行・引越し・事始め衣服の新調・水に近づく
房宿(ぼうしゅく)祭祀・婚礼・慶事・旅行・移転・建築訴訟
心宿(しんしゅく)祭祀・葬儀・移転・旅行建築・婚礼
尾宿(びしゅく)婚礼・開店・旅行・開業・建築・引越し・事始め葬儀・衣類裁断・衣服の新調
箕宿(きしゅく)酒造り・契約・種まき・土を動かす葬儀・婚礼
斗宿(としゅく)車の購入・建築・婚礼・開店・開業・事始め家の取り壊し
牛宿(ぎゅうしゅく)何をするにも良い特になし
女宿(じょしゅく)芸の稽古始め・髪を切る葬儀・婚礼・訴訟・引越し・事始め
虚宿(きょしゅく)事始め・衣服の新調・入学祭祀・建築・婚礼・葬儀・相談事
危宿(きしゅく)酒造り・壁塗り・薬の調合登山・高所作業・婚礼・引越し
室宿(しつしゅく)祭祀・婚礼・引越し葬儀・納骨
壁宿(へきしゅく)婚礼・新築・開業・開店・ 葬儀・契約南の方角
奎宿(けいしゅく)神仏祈願・祭祀・婚礼・建築・酒造り開店・開業・事始め
婁宿(ろうしゅく)衣類裁断・引越し・婚礼・建築・契約・事始め訴訟
胃宿(いしゅく)就職・婚礼葬儀・衣類裁断
昴宿(ぼうしゅく)神仏祈願・慶事・家畜購入衣類裁断
畢宿(ひつしゅく)神事・婚礼・契約投資
觜宿(ししゅく)祭祀、入学投資・家の新築
参宿(しんしゅく)旅行・婚礼・慶事・開店・ 開業・商談葬式
井宿(せいしゅく)神事・婚礼・商談・種まき衣類裁断・葬式・争い事
鬼宿(きしゅく)何をするにも大吉婚礼・西の方角
柳宿(りゅうしゅく)物事の決断葬儀・婚礼
星宿(せいしゅく)乗馬始め・運転始め・療養始め婚礼・葬儀
張宿(ちょうしゅく)神仏祈願・種まき・婚礼・就職・新築・旅行・開店衣類裁断
翼宿(よくしゅく)旅行・種まき・衣類裁断婚礼・慶事・高所作業
軫宿(しんしゅく)婚礼・開業・出張棟上げ・入学・事始め衣類裁断・衣類新調、旅行

二十八宿で神社の参拝日を探す場合は、一番縁起の良い「鬼宿日」や、2番目に良い「牛宿」などを選ぶとよいでしょう。

選日

「選日(せんじつ)」とは、「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせによって、その日一日の吉凶を占うことです。

ちなみに、十干は「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の10種、十二支は「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」「卯(う)」「辰(たつ)」「巳(み)」「午(うま)「未(ひつじ)」「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」「亥(い)」の12種で構成されています。

暦注の中でも、六曜や中段とは別に、二十八宿や暦注下段、九星などをまとめて、「選日」や「雑注」と呼んでいます。

神社の参拝日に最適な「選日」の吉日について、表にまとめました。

選日縁起物事の吉凶
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)種が万倍に増えるように、「すべてのことが万倍になる」吉日・お金を使う・新しくお店を開く・新しい生活を始めると吉
三隣亡(さんりんぼう)「向こう三軒両隣を滅ぼすほどの災厄が起きる」と伝わる日棟上げや地鎮祭など建築関係の仕事を行うと大凶
八専(はっせん)陰陽五行が干支で同じ要素になるため、吉と凶が強調されやすい日結婚式や解体工事、仏教行事などは凶
十方暮(じっぽうぐれ)何事を行う上でもうまくいかないとされる凶日とくに結婚式や旅行、交渉事は凶
不成就日(ふじょうじゅび)何事も報われず成就しないと信じられている凶日結婚や契約、事始めは凶
天一天上(てんいちてんじょう)方角や場所の鬼門がなく、自由に動いてよいとされる日引っ越しや旅行は吉
三伏(さんぷく)夏至の後の猛暑の頃に訪れる凶日結婚や種まき、旅行は凶

選日で神社の参拝日を決定する際は、吉日の「一粒万倍日」が向いている日です。

日の干支

日本では、子や丑などの12種類の干支を1年だけでなく、1日に割り当てる習慣があり、12日に1度干支の日が巡ってきます。

干支の日縁起
子の日(ねのひ)子宝に恵まれる・子孫繁栄の日
丑の日(うしのひ)夏の「土用の丑の日」に鰻を食べて、健康や無病息災を願うことで有名な日
寅の日(とらのひ)「使用したお金が戻ってくる」とされる金運の吉日
卯の日(うのひ)子宝に恵まれる・子孫繁栄の日
辰の日(たつのひ)辰は龍神との関係が深いことから、金運や仕事運の吉日
巳の日(みのひ)弁財天と結びつきが深いため、金運や財運、芸事成就の吉日
午の日(うまのひ)稲荷神と関係が深いことにちなみ、開運招福や商売繁盛、五穀豊穣の吉日
未の日(ひつじのひ)「土用の未の日」には、赤い食べ物を食すと厄除けや健康に効くとされる日
申の日(さるのひ)仕事運や金運の吉日で、新たな挑戦や交渉事を行うと良いとされる日
酉の日(とりのひ)「酉」は実りや酒の象徴であり、商売繁盛や開運招福の吉日
戌の日(いぬのひ)犬は邪気から赤ちゃんを守る動物であり、妊娠5か月頃の「戌の日」に安産祈願することでも知られる日
亥の日(いのひ)無病息災や火難除け、子孫繁栄の吉日で、子宝や安産などの祈願にも適した日

表でご紹介したように、日の干支によっても、縁起が異なります。

金運や財運アップの祈願なら「寅の日」「巳の日」、子宝祈願なら「子の日」「卯の日」「亥の日」というように、日の干支の縁起によって参拝日を決めるのも人気です。

1年に何日かは、上記でご紹介した天赦日や一粒万倍日、大安、寅の日などの縁起の良い日が重なる吉日があり、最強の開運日として知られていますので、その日に神社に参拝に行くのも最適です。

神社のお参りにおすすめの日10選!

神社にお参りに行きたいおすすめの日10選と理由を一覧表にまとめましたので、参拝日選びの参考にしてください。

神社のお参りにおすすめの日おすすめの理由
新月月の満ち欠けが新しく始まる日で、物事をリセットするのに相応しい日だから
満月月のパワーが満ちる日で、願い事成就の感謝を伝えるのに最適な日だから
1日新たな月が始まる日で、その月の願い事をするのにぴったりの日だから
15日月前半の無事への感謝と、月後半の平穏の願いを伝えるのに最適な日だから
大安六曜において、1日中吉が続く縁起の良い日だから
神吉日暦下段の吉日で、神事に関連することが吉の日だから
母倉日暦下段における万事にわたっての吉日だから
天赦日天がすべてを赦す日で、凶日と重なっても問題ないほどの暦下段の吉日だから
鬼宿日鬼が出歩かないため、災厄が起こりにくいという二十八宿の吉日だから
一粒万倍日すべてのことが万倍になると伝わる選日の吉日だから

神社への参拝を避けたほうがいい日2選!

暦上、神社の参拝を避けたほうがいい2つの凶日について、説明します。

・赤口
六曜の「赤口」は、仏滅の次に縁起が悪いとされる日です。
午前11時頃から午後1時頃まで以外は凶とされる日ですので、神社の参拝は避けたほうが無難です。

・不成就日
選日の「不成就日」は、何も成就しない日と考えられている凶日です。
その日に神社で願い事をしたとしても、叶う可能性は低いといわれていますので、神社の参拝も避けた方が良いでしょう。

毎月神社に参拝に行く習慣を身につけよう!

神社は、日本の神様を祀るパワースポットです。そのため、神さまのパワーをいただきたいなら、ただ神社にお参りに行くだけでなく、どんな日のどんな時間帯に行くかなど、神社に参拝に行くタイミングも非常に大切になります。

せっかく、神社にお参りに行くなら、最も運気が高まる吉日を選んで神社にお参りに行くのがおすすめです。
神社では、毎月さまざまな神事やイベントも開催されていますので、気になる神社へ毎月参拝に行く習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか。

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