2026年版!七五三のお参りや写真撮影はいつ行えばいいの?年齢から写真館の予約の時期まで徹底解説!

七五三は、古くから受け継がれる日本ならではの伝統行事であり、子どもの成長を祝う儀式でもあります。

ただ、七五三の大切なお祝い行事であるお参りや写真撮影などを、いつ行えばいいのか悩んでいる方も少なくないかと思います。

今回の記事では、お参りや写真撮影などの七五三のお祝いを行うおすすめの年齢や日程の決め方、予約時期などについて、詳しくご紹介します。

目次
  1. 七五三のお祝いは何をしたらいいの?
  2. お参り
  3. 七五三のお参りは神社とお寺のどちらに行ったらいい?
  4. 七五三のお参りでは祈祷は必須なの?
  5. 写真撮影
  6. 七五三の写真はいつ撮ればいいの?
  7. 前撮りとは?
  8. 前撮りの3つのメリット
  9. 前撮りの3つのデメリット
  10. 七五三の当日撮りとは?
  11. 当日撮影の3つのメリット
  12. 当日撮りの3つのデメリット
  13. 後撮りとは?
  14. 後撮りの3つのメリット
  15. 後撮りの3つのデメリット
  16. 七五三の撮影時期一覧
  17. 七五三とともに記念に残したい人生の節目とは?
  18. 家族の食事会
  19. 七五三の食事会は自宅と飲食店どちらで開いたらいいの?
  20. 七五三は何歳で行えばいいの?
  21. 七五三の由来とは?
  22. なぜ男の子と女の子では七五三を行う年齢が違うの?
  23. 七五三のお祝いは満年齢と数え年のどちらでしたらいいの?
  24. 満年齢と数え年の早見表
  25. 七五三のお祝いはいつのタイミングでしたらいい?
  26. 七五三の時期は決まっているの?
  27. 七五三のお祝いに最適な日付の選び方とは?
  28. 七五三のお祝いにぴったりな候補日3選!
  29. 七五三の日程を決める際の3つの注意点とは?
  30. 七五三の予約はいつまでに済ませておくもの?
  31. 七五三で事前に決めておきたい8つのポイント
  32. 神社やお寺
  33. 衣装
  34. 飲食店
  35. 着付け・ヘアメイク
  36. 写真撮影
  37. 七五三までの1年間のスケジュール
  38. 七五三の予約を早めに行いお祝いをスムーズにしよう!

七五三のお祝いは何をしたらいいの?

七五三のお祝いをする際には、主に「写真撮影」「神社への参拝」「家族の食事会」の3つを行います。

お参り

近くの神社やお寺に家族でお参りに行きます。

七五三のお参りは神社とお寺のどちらに行ったらいい?

古来より日本では神道が浸透していたため、七五三のお参りと言えば、神社のイメージが強いですが、基本的には神社とお寺どちらにお参りに行っても構いません。

地元の神様に参拝したい場合は神社、仏様やご先祖様にお参りしたい場合はお寺を選ぶのが基本です。

神社やお寺の選び方にしても、家の近くのところを選ぶ、思い入れの強いところを選ぶ、七五三詣で有名なところを選ぶなど、家庭の方針や考え方によっても、まちまちです。

ただし、お寺によっては七五三の祈祷を受け付けていないところもありますので、事前に確認しておくと安心です。

七五三のお参りでは祈祷は必須なの?

七五三のお参りをする際に、「子どもがこれからも健やかに成長しますように」と祈願する本殿や本堂での祈祷が正式な参拝方法などですが、必須ではありません。

祈祷をせずに、拝殿に手を合わせて賽銭を納める自由な参拝のみにするか、参拝後により丁寧な祈祷まで行うのかは、家庭やによっても異なります。

写真撮影

子どもの晴れ姿を記念に撮影します。

七五三の写真はいつ撮ればいいの?

七五三の写真撮影は、神社のお参り当日に行うか、別日に行うかの2通りです。

主に、「前撮り」「当日撮り」「後撮り」の3種類になります。

前撮りと当日撮り、後撮り、それぞれのメリットとデメリットについて、説明していきますので、七五三の写真をいつ撮るかの参考にしてください。

前撮りとは?

「前撮り」とは、七五三の神社参拝よりも早い時期に記念撮影を行うことです。

一般的には、4月から10月までに撮影します。

前撮りの3つのメリット

1.  七五三の予行練習ができる
七五三の神社参拝の前に着物を着るよい機会で、七五三の予行練習ができます。
また、4月ごろから登場する新作のレンタル着物をいち早く着用できたり、七五三の当日とは異なる着物を着られたりするのも前撮りの良さです。

2.  撮影にじっくりと時間をかけられる
慣れない着物や環境での撮影に、子どもがぐずってしまうことがあるかもしれません。
前撮りの場合は、子どもへの負担が少ない上に、時間に余裕があることが多く、子どもの機嫌がなおるまで待つなど、撮影にじっくりと時間をとれます。

3.  希望する時間や着物の予約が取りやすい
前撮りの場合は、6ヶ月ほどと期間が長いことから、他の人と予約が重なりにくい傾向にあります。
七五三当日に比べて、自分の希望する衣装や時間を選べるのが前撮りが人気の理由です。

前撮りの3つのデメリット

1.  イヤイヤ期や日焼けと重なることがある
2歳で前撮りをする際には、イヤイヤ期と重なってしまい、スムーズに撮影できない場合があります。
また、時間に余裕のある夏休みに写真撮影する場合には、外遊びやプール、アウトドアなどで日焼けしてしまう恐れがありますので、注意が必要です。

2.  2日分のスケジュールを調整する必要がある
七五三の参拝日と写真撮影の日を分ける場合は、当然のことながら、2日分の予定を空けておく必要があります。
親族そろって記念写真を撮る際には、わざわざ前撮りのために、両家の祖父母などのスケジュールを調整することも必要になります。

3.  前撮りと七五三当日で顔が変わる場合がある
2歳から3歳程度の子どもは成長が早く、数ヶ月で顔や体格など全体の雰囲気がガラリと変わることもあります。
前撮りから七五三の神社参拝まで期間が空いてしまった場合には、顔の印象が大きく変わったと戸惑う方もいます。

七五三の当日撮りとは?

七五三の神社へお参りする当日に、参拝の様子を出張撮影などで撮ったり、参拝後にスタジオに移動して撮影したりすることです。

当日撮影の3つのメリット

1.  七五三当日の自然な表情を撮影できる
実際に、神社への参拝を行う当日に写真撮影を行うため、色鮮やかな紅葉が彩る参道を千歳飴を手に晴れ着姿で歩く様子や、緊張した面持ちで拝殿でお参りする様子など、七五三当日の自然な姿を撮影できます。

2.  記念撮影の手間とコストを省ける
七五三の撮影を行うには、和装小物の準備や着付け、ヘアセットなどが必要です。
七五三当日に写真撮影も行う場合は一度で全部済ませられる分、参拝と撮影を分けて行う場合に比べると、時間や料金を半減できます。

3.  親族そろっての家族写真を撮影しやすい
七五三の神社参拝には、子どもの両親だけでなく、両家の祖父母も参加することが多いかと思います。
七五三当日は、遠方の親族なども一度に集まりやすく、家族そろっての記念写真を撮影できます。

当日撮りの3つのデメリット

1.  当日のスケジュールがタイトになりやすい
七五三の神社の参拝日当日に写真撮影も一緒に行う場合は、スケジュールがタイトになりがちです。
七五三のピーク時には、拝殿での祈祷に待ち時間が発生していることや神社周辺が渋滞していることもあり、参拝後に家族の会食場所となる飲食店を予約している時には、移動時間なども考慮の上、遅れないように気を付けておく必要があります。

2.  天候や子どもの体調が変化するリスクがある
前撮りや後撮りなどの神社参拝日と別日に記念撮影を行う場合は、天気予報を見ながら、予約を調整できることもありますが、神社参拝日に写真撮影を行う場合は雨などの悪天候でも決行する場合がほとんどです。
また、2歳児だとイヤイヤ期を迎えていたり、普段着慣れない着物やタイトなスケジュールで子どもがぐずったりすることもあり得ます。
神社参拝日当日の撮影には、天候や子どもの体調など、ベストな状態で撮影できないリスクが伴います。

3.  希望する着物や時間帯を予約できないこともある
七五三のベストシーズンである10月下旬から11月中旬頃に神社へ参拝に行く場合、特に写真館や神社が混雑しがちです。流行りの着物や人気の時間帯ほど早くに予約で埋まってしまうため、予約が遅くなった時には、希望する着物や時間帯を予約できない可能性もあります。
フォトスタジオやレンタル着物などは、できるだけ早めに予約しておくと安心です。

後撮りとは?

「後撮り」とは、七五三の神社参拝を済ませた後で記念撮影を行うことです。

通常は、12月から翌年の3月くらいまでに写真撮影をします。

後撮りの3つのメリット

1.  子どもの負担が少ない
七五三の神社参拝日と写真の撮影日を別日にすることにより、1日のスケジュールに、撮影時に子どもが疲れにくくなります。七五三の当日に一度着物を着て慣れているため、子どもの負担が少なくて済みます。

2.  着物や写真館の予約を取りやすい
七五三以降の冬から春にかけての時期は、七五三のピークから外れていて、比較的空いているため、希望する日程や時間帯、写真館の予約をスムーズに取れる場合が多いです。
また、人気の衣装なども残っていることが多く、豊富な種類の中から選べるのもよい点です。

3.  成長した子どもの姿を写真に撮れる
冬の時期であれば、肌の日焼けを気にする必要はありませんし、落ち着いた肌色で華やかな着物が映えます。
七五三からさほど時間があいていないことが多く、ゆっくりと時間をかけられるため、成長を感じる自然な表情の写真をじっくりと選びながら撮影できます。

後撮りの3つのデメリット

1.  寒い冬は体調管理が難しい
寒い時期には、風邪やインフルエンザなどが流行する時期でもあり、春から秋に比べると、子どもを中心とする家族の体調管理が難しくなります。
撮影時期に体調を崩してしまった場合は予約を変更したり、風邪をひかないように寒さ対策したりする必要があります。

2.  年賀状に使う場合は早めに撮影する
七五三の晴れ着に身を包んだ子どもの可愛い笑顔の写真を年賀状に使いたいと考えている方がいるかもしれません。
もし、七五三の写真を年賀状に使用する場合は、12月の中旬までに撮影を済ませておくことをおすすめします。

3.  七五三限定の特典を使えない場合がある
神社や写真館では、七五三用の特別なプランやキャンペーンが用意されていることも少なくありません。
ただし、時期によっては、七五三限定のクーポンを利用できないこともありますので、予約する前にはしっかりと確認しておきましょう。

七五三の記念撮影がピークを迎える10月下旬から11月中旬を避けるのがおすすめです。
近年では、天候を気にせずにゆったりと撮影できる「前撮り」「後撮り」のスタジオ撮影と、七五三当日のロケーション撮影、両方の撮影を行う方が増えています。
撮影後には、フォトブックに使用した写真以外にも、プロのカメラマンが撮影した記念写真のデータを無料のプレゼントとしてもらえることもあります。

七五三の撮影時期一覧

七五三の撮影時期を表にまとめました。

前撮り当日撮り後撮り
4月~10月10月下旬~11月中旬12月~翌3月

七五三当日は、神社への参拝や家族での食事などのイベントがあり、1日のスケジュールや子どもの負担を考えて、子どもの記念撮影を別日に行う「前撮り」「後撮り」も人気です。

七五三とともに記念に残したい人生の節目とは?

七五三とともに、記念に撮影したい人生の節目と撮影する時期について、詳しくみていきましょう。

・マタニティ
大切な赤ちゃんを身ごもった喜びを表すとともに、妊娠中の神秘的な姿を記念に残す「マタニティフォト」。
一般的には、つわりが落ち着いた時期であり、お腹のふくらみもきれいな7ヶ月から9ヶ月頃に撮影する場合が多いです。

・お宮参り
「お宮参りフォト」は、赤ちゃんが無事に産まれたことの報告と子どもの健やかな成長や健康の祈願のため、神社やお寺に家族でお参りする様子を収めた記念写真。
地域や家庭によっても異なるものの、通常は男の子が生後31日から32日目頃、女の子が32日から33日目頃に行います。

・百日祝い
「百日祝いフォト」は、赤ちゃんが誕生してから100日目頃に行われるお祝いの姿を収めたもの。
一汁三菜の祝い膳を用意し、赤ちゃんが食べる真似をすることで、「一生食べ物に困りませんように」との意味が込められています。「お食い初め」とも呼ばれています。

・ハーフバースデー
寝返りやお座りができるようになったり、離乳食が始まったりと、急激な成長を遂げる赤ちゃんを撮影する「ハーフバースデーフォト」。1歳の誕生日までの折り返しのタイミングとなる生後6ヶ月頃に開催されます。

・ファーストバースデー
「ファーストバースデーフォト」は、赤ちゃんの成長を祝うとともに、初めての誕生日を迎える赤ちゃんの可愛い姿を記念に残すもの。1歳の誕生日には、一升餅や選び取りなどの伝統的な行事も多く、色々な写真を撮影できます。

・七五三
平安時代に行われていた3つの儀式に端を発する行事で、子どもの成長を祝う七五三の様子を撮影する「七五三フォト」。家庭や地域によって異なる場合があるものの、男の子は3歳と5歳で、女の子は3歳と7歳でお祝いするのが定番です。

・卒園式・卒業式
「卒園式・卒業式フォト」は、幼稚園や保育園、小中高大学などで、全ての教育課程が終了したことを意味する式典で、新たなステージへと旅立つ姿を映す記念写真。学校や地域によっても異なりますが、ほとんどの場合は3月上旬から下旬にかけて、開催されます。

・入園式・入学式
「卒園式・卒業式フォト」は、幼稚園や保育園、小中高大学などへの入学をお祝いする儀式であり、新しい門出を祝う式典の様子を撮影したもの。多くの場合は、4月上旬から中旬頃に行われます。

・二十歳のつどい(成人式)
成人年齢を迎え、おしゃれな振袖を着て大人の仲間入りをしたことを祝う様子を映す「二十歳のつどい(成人式)フォト」。多くの市町村では、例年1月中旬の「成人の日」に20歳の方を対象に開催されますが、2022年の成人年齢の引き下げによって18歳で開催する市町村や式典を夏に開催する市町村もあります。
一生に一度きりの華やかな振袖姿や友達との記念の姿を思い出に残せます。

・結婚式
ウエディングドレスとタキシード、白無垢や色打掛と紋付袴などの美しく着飾った新郎新婦を撮影する「ウェディングフォト」。きれいな景色や町並みで撮影するロケーションフォト、式前後の前撮りと後撮りなどもあります。

七五三とともに記念に残したいアニバーサリーフォトと時期
七五三と一緒に、記念写真に収めたい人生の節目となる主なイベントを表にまとめました。

主なアニバーサリーフォト時期
マタニティフォト妊娠7ヶ月から9ヶ月頃
お宮参りフォト男の子は生後31日〜32日目頃女の子は生後32日〜33日目頃
ハーフバースデーフォト生後6ヶ月頃
ファーストバースデーフォト1歳の誕生日
百日祝いフォト生後100日目頃
卒園式卒業式3月上旬~3月下旬
入園式入学式4月上旬~4月中旬
七五三フォト男の子は3歳と5歳女の子は3歳と7歳
二十歳のつどいフォト(成人式)18歳か20歳※18歳と20歳のどちらで式典を開催するかは市町村によって異なる
ウェディングフォト結婚式の前後

マタニティやお宮参り、1歳の誕生日、七五三、成人式、結婚式など人生の節目ごとにフォトスタジオで記念撮影を行い、オリジナルのフォトアルバムを1ページずつ増やしていくのもおすすめです。

家族の食事会

七五三の参拝後に、参加者で一緒に食事をします。

七五三の食事会は自宅と飲食店どちらで開いたらいいの?

七五三のお祝い後には、焼肉や回転寿司など主役であるお子さまが好きなものを飲食店に食べに行くのも、自宅でくつろぎながらオードブルやテイクアウトの総菜を食べるのもおすすめです。

外食の場合は、食事の用意をしなくていいメリットがある一方で、費用が高くなる点と神社の参拝後にお出かけしないといけない点がデメリットです。

自宅の場合は、自分で豪華な料理を用意するのが難点なのに対して、料金が安くすむ点と周囲の目を気にせずリラックスして過ごせる点が利点です。

自宅と外食、それぞれにメリットとデメリットがありますので、家族にも相談しながら、決めましょう。

七五三は何歳で行えばいいの?

七五三の関連行事を行う年齢は、男女によって異なります。

地域や家庭によっても考え方が異なる場合がありますが、最近では男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で七五三のお祝いをするのが一般的です。

七五三の由来とは?

元々、七五三の関連行事は、平安時代に宮中で催されていた3つの儀式が起源と言われています。

・髪置の儀(かみおきのぎ) 
3歳の七五三行事の由来となる「髪置きの儀」は、 髪の毛を伸ばし始める儀式。
当時は、「髪が白くなるまで長く生きてほしい」との願いを込め 、糸を用いた綿白髪(わたしらが)を子どもの頭の上にのせて長寿を祈願する行事などが、行われていました。
昔は、頭部を清潔に保ち、病気を防ぐために、3歳までの子どもは髪の毛を剃る風習がありました。
髪の毛を伸ばすことは、赤ちゃんから子どもへと無事に成長した証であり、「櫛置き(くしおき)」とも呼ばれています。

・袴着の儀(はかまぎのぎ) 
「袴着の儀(はかまぎのぎ)」が、5歳の七五三行事のルーツとされる儀式です。
5歳から7歳くらいの男の子が、大人と同じように袴を着始める行事で、「着袴の儀(ちゃっこのぎ)」との別名でも知られています。

 ・帯解の儀(おびときのぎ)  
7歳の七五三行事の起源といわれる「帯解の儀(おびときのぎ)」は、紐付きの子ども用の着物を卒業して、大人と同じような帯を締める着物を着用し始める行事。子どもから少女へと成長したことをお祝いするための儀式でもあります。鎌倉時代は、9歳の男女の子どもを対象に行われていましたが、江戸時代には5歳の男の子と7歳の女の子を対象として実施されるようになりました。
「紐(ひも)解き」の別名でも有名です。明治時代になり、「髪置の儀」「袴着の儀」「帯解の儀」といった3つの行事を合わせて、「七五三」と呼ぶ習慣が生まれました。

なぜ男の子と女の子では七五三を行う年齢が違うの?

3歳・5歳・7歳の七五三の由来となる行事はそれぞれに異なり、七五三を行う年齢が違うのは、起源となる行事の違いによるものです。
もともと、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で七五三の儀式を行う風習がありましたが、時代の流れとともに七五三に対する考え方も変わってきています。

ただし、現在では、兄弟姉妹の七五三と同じタイミングで5歳の女の子や7歳の男の子が七五三のお祝いをしたり、子どもの成長を記念として残すために他の年齢で追加の七五三祝いをしたりすることも珍しくありません。

子どもの成長具合や家族構成なども家庭によって異なるため、昔ほど本来の年齢にこだわっていないのが現状です。
家庭や地域の考え方に沿って、何歳で七五三の行事を行うか決めるとよいでしょう。

七五三のお祝いは満年齢と数え年のどちらでしたらいいの?

七五三のお祝い行事は、満年齢と数え年のどちらで行っても問題はありません。

・満年齢 
誕生日を迎えたタイミングで、年齢が1歳ずつ増えていく考え方です。

・数え年 
誕生日に関係なく、元旦を迎える度に年齢が1歳ずつ増える数え方です。
早生まれの場合は何歳でお祝いするのが最適なの?
数え年で考えると、年が明けた1月1日から4月1日までに生まれた「早生まれ」の子どもは、実年齢よりも1歳若い2歳、4歳、6歳でお祝いを行うことになります。

4歳や6歳のお子さまの場合は、問題なく儀式を行えることもありますが、2歳のお子さまはイヤイヤ期と重なる恐れもあります。2歳での七五三行事は、子どもの負担になる可能性もあるため、満年齢で3歳を迎えてから行うのが最適です。

子どもの体力や成長を見極めた上で、家庭ごとに話し合って、七五三のお祝いを満年齢と数え年のどちらで行うのかを決めるのがおすすめです。

満年齢と数え年の早見表

満年齢と数え年を早見表にまとめましたので、参考にしてください。

数え年満年齢
1月1日〜11月15日生まれ11月16日〜12月31日生まれ
3歳2歳1歳
5歳4歳3歳
7歳6歳5歳

昔は「子どもの成長を早くお祝いしいたい」との思いから、数え年で行う方が多かったですが、現在は「子どもの成長や性格などに合わせて無理せずにお祝いしたい」との考えから、満年齢で行う方が増えています。

ただし、年配の方は昔ながらの風習に基づいて数え年で行うのが最適と考えている方もいますので、行事に両家の祖父母が参加する場合は、事前に相談しておくのが賢明です。

七五三のお祝いはいつのタイミングでしたらいい?

七五三のお祝いを実施するのに最適な日や選び方について、詳しくご紹介します。

七五三の時期は決まっているの?

元々七五三のお祝いは、「七五三の日」である11月15日近くに行う習慣がありました。
最近でも、紅葉が美しい秋に行われることが多いですが、七五三のお祝いをする日に関するはっきりとしたルールはありません。ただし、神社やお寺では、季節に関係なく、年間を通じて七五三の祈祷の受付や対応をしてくれる場合がほとんどです。

七五三のお祝いに最適な日付の選び方とは?

例年の11月15日が「七五三の日」ですので、11月15日近くの都合のよいタイミングで、七五三行事を行う家庭が多い傾向にあります。

七五三のお祝いにぴったりな候補日3選!

七五三行事を行うのにふさわしい日付を3つご提案します。

・11月15日の七五三の日
一説によると、江戸幕府の三代将軍である徳川家光が後に5代将軍を務めた徳川綱吉の「袴着の儀」を行った説や、お釈迦様が誕生したという「鬼宿日」にあたる説などがあり、11月15日が「七五三の日」として定着したといわれています。昔からの日本の伝統に則った11月15日は、七五三行事を行うのに最適な日です。

・11月の平日 
七五三で混雑しがちな11月であっても、土日祝日を避けた平日なら神社やお寺の参拝客が少ない傾向にあります。
人が少なかったり、待ち時間が短かったりする平日を選ぶことで、子どもへの負担が少なく、時間にゆとりを持った七五三のお祝いができます。会社が平日休みの方や平日に仕事休みがとれる方は、11月の平日も選択肢のひとつです。

・10月から11月の土日祝日
天気の良い日が多く、紅葉に包まれた秋は、七五三で人気の季節です。美しい風景をバックに、可愛らしい子どもの晴れの姿を写真に残すのにも適しています。仕事休みが土日祝日の方は、七五三の日に近い10月から11月の土日祝日が、七五三行事を行うのにふさわしい日です。
ここでは、七五三の日近くの日をおすすめ日として挙げましたが、家族みんなが長期休みを確保できるゴールデンウィークや8月の盆休みなどに行っても大丈夫です。各家庭の都合やお子様の発達をみながら、お参りの日にちを決めてください。

七五三の日程を決める際の3つの注意点とは?

七五三の日程を決める際に、気を付けておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. 六曜を考える
中国から伝わった六曜は、昔から「入籍や結婚式は大安」「葬儀は仏滅」といわれるほど、日本人の生活に深く溶け込む思想のひとつです。年配の方は、七五三のお祝いの際に、六曜を気にする方がいるかもしれませんので、気になる方は両家に相談しておくと安心です。

六曜とは?

「六曜(ろくよう)」とは、「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」といった6つの曜に基づいて日々の吉凶を占う指標のことです。

現在でも、「暦注(れきちゅう)」として、カレンダーなどの暦に記載されています。

・先勝(せんしょう)
「先んずれば勝つ」という意味を持つ日で、「何事も急ぐと良い」とされる日。
時間帯で吉凶が変化し、「午前中が吉・14時から18時までは凶」と言われています。

・友引(ともびき)
元々は「共に引き分け」を意味する日で、「勝負がつかない日」として知られていましたが、現在では「友を引く日」と考えられています。故人が友を呼ぶとして葬儀や法事は避けたほうが良いとされている一方で、入籍や結婚式などの慶事には最適な日といわれています。

「朝が吉・11時から13時が凶・夕方は大吉」と考えられています。

・先負(さきまけ)
「先んずれば負ける」を意味する日であり、「 何事も平静に行動したほうがいい日」とされています。
「午前中が凶・午後が吉」と転じるため、急用などが入った場合は14時以降に行うといわれています。

・仏滅(ぶつめつ)
「物事が滅する日」と解釈されていて、「一日中凶」を意味する日です。
六曜の中で最も縁起の悪い日であり、法事や葬儀などに最適な日でもあります。
かつては、入籍や結婚式などの慶事は避けるべき日と考えられていましたが、最近では「滅びることで新しいスタートを切れる」といういい意味にとらえて、あえて仏滅に結婚式を挙げる方もいます。

・大安(たいあん)
「大いに安し」を意味する日で、七五三や引っ越し、結婚式をはじめとする「何事も吉とされる日」です。
六曜の中で最も縁起の良い日とされています。

・赤口(しゃっこう)
「赤」が火や血に通ずるとして、「刃物や火元に注意すべき日」といわれています。また、陰陽道に基づく凶日「赤下日(しゃくぜつにち)」にちなみ、「全てが滅びる日」といわれています。婚約や入籍、結婚式などの慶事は避けたほうが良い日でもあります。

「11時から13時までは吉・その時間帯以外は大凶」ですので、もし用事があれば11時から13時の間に済ませておきましょう。

六曜は、旧暦の1日はあらかじめ六曜が割り当てられているため、順番が変わることがあるものの、基本的には 「先勝」「友引」 「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番で繰り返されます。

縁起の良い順に並べると、仏滅<赤口<先負<先勝<友引<大安の順になります。

六曜の時間帯による吉凶の一覧表

六曜ごとに縁起のよい時間帯を見やすく一覧表にまとめました。

六曜午前夕方
大安
友引11時~13時は凶大吉
先勝14時~18時は凶
先負
赤口大凶大凶
仏滅

2. 食事会や写真撮影を考慮する

神社への参拝日当日に食事会や写真撮影を行う場合の1日の流れは、以下のようになります。

・子どもの支度(ヘアメイク・着付け):約60分

・スタジオ撮影:約60分

・神社への参拝・祈祷:約30分~60分

・親族での食事会:約90分~120分

神社の参拝と撮影を一緒の日に行う場合は、4時間から6時間程度、神社の参拝と撮影を分けて行う際には、半日程度と考えておけば大丈夫です。
祈祷をするかどうか、祈祷を行う場合に待ち時間があるかどうかによっても、1日のスケジュールが変わってきます。有名な神社では、参拝客で混み合うベストシーズンの土日の週末や祝日だと、祈祷だけで2時間ほどかかる場合もありますので、ご注意ください。

3. 参加者全員のスケジュールを調整する
七五三のお祝いには、子どもと両親に加えて、両家の祖父母、両親の兄弟などが参加するケースも多いです。
人数が多ければ多いほど日付の調整は大変にはなりますが、それぞれの都合を聞きながら、みんなが長時間集まれる日を選ばないといけません。それぞれの移動時間なども考慮の上、余裕のあるスケジュールを立てながら、参加者全員の日程を調整してください。

七五三の予約はいつまでに済ませておくもの?

七五三のお祝いをする際に、予約しておいた方がいいのは、「神社やお寺」「衣装」「飲食店」「ヘアメイク・着付け」「写真撮影」 の5つです。

それぞれの予約時期の目安について、詳しく説明していきます。

七五三で事前に決めておきたい8つのポイント

七五三のお祝いの予約をする前に、考えておきたい大切なポイントは、以下の8つです。

・参拝はいつの時期に行くのか

・七五三のお祝いには誰を呼ぶのか

・参拝は神社とお寺のどちらに行くのか

・参拝後に祈祷までしてもらうのか

・写真を参拝日当日か別日のどちらに撮影するのか

・七五三の衣装は購入とレンタルどちらにするのか

・七五三のヘアスタイルと着付けは誰がするのか

・親族の食事会は自宅と飲食店のどちらで行うのか

七五三の場合は、大人に比べて着付けやヘアメイクが手軽にできますし、初心者でも安心な便利なグッズも登場していますので、両親が行う場合もあります。

衣裳をレンタルする場合には、無料の和装小物が含まれている場合もありますので、セット内容をチェックした上で、自分で用意しておくものも忘れずに確認しておきましょう。購入する場合はセット商品を選んだ方が準備や買い忘れが少なくて済みます。必要に応じて、子どもの衣装、美容室、写真館、飲食店などの手配をしてください。

また、両家の祖父母などの親族が遠方の場合は、交通手段や宿泊施設の予約が必要な場合もありますので、事前に確認しておきましょう。それぞれのお店の公式サイトに、ご利用ガイドやよくある質問も掲載されている場合がほとんどですので、契約前に疑問点や気になる点を解決しておくと安心です。

神社やお寺

神社やお寺に七五三のお参りに行く際に、拝殿で手を合わせて礼拝するだけなら特に予約は必要ありませんが、本殿や本堂での祈祷も希望している場合には予約が可能であればしておくのがおすすめです。

ただし、七五三の祈祷に関する予約の時期に関しては、神社やお寺によっても方針が異なります。

・予約不要

・〇ヶ月前から

・年中予約可能

予約の時期に加えて、予約方法や初穂料なども神社ごとに異なりますので、事前に公式サイトや電話で確認しておきましょう。特に、10月から11月にかけての七五三のベストシーズンを希望している場合には、早めに予約しておくことに越したことはありません。

衣装

七五三に相応しい衣装とは?

七五三に相応しい服装を、「父親」「母親」「男の子」「女の子」に分けて、詳しくみていきましょう。

・父親
洋装の場合
グレーやブラック、ネイビーなどのビジネススーツ

和装の場合
紋が入っていない紬やお召しの着物に羽織を合わせるスタイル

・母親
洋装の場合
ワンピースやセレモニースーツ

和装の場合
訪問着や色無地、付け下げの着物

・3歳の男の子
洋装の場合
紺や黒、グレー、ベージュなど落ち着いた色味のスーツ

和装の場合
着物と袴と羽織を着用する羽織袴のスタイル
子ども用の着物「三つ身(みつみ)」の着物に「被布(ひふ)コート」を羽織るスタイル
※三つ身の代わりに、赤ちゃん用の産着を仕立て直した着物を用いることもあります。

・3歳の女の子
洋装の場合
可愛らしいドレスやワンピース

和装の場合
「三つ身(みつみ)」の着物の上に「被布(ひふ)コート」を合わせるスタイル
※3歳男児同様に、三つ身の代わりとして、赤ちゃん用の産着を仕立て直した着物を着用することもあります。

・5歳の男の子
洋装の場合
ブラックやグレーなどの落ち着いた色合いのスーツ

和装の場合
着物と袴と羽織を着用する羽織袴のスタイル

・7歳の女の子
洋装の場合
華やかな雰囲気のワンピースやドレスなどのフォーマルスタイル

和装の場合
「四つ身(よつみ)」の着物に帯を締めるスタイル

これらの衣装の色や柄にも意味があり、色柄や形によっても雰囲気が異なりますので、どんなデザインの衣装を選ぶのかも重要になります。七五三のお祝いをする際には、フォーマルな装いをするのがマナーです。一般的には、洋装よりも和装の方が格上とされています。

そのため、子どもが洋装なら両親も洋装、子どもが和服なら両親は洋装か和装と、七五三の主役は子どもですので、パパとママは子どもに合わせて服装を選ぶのが定番です。

レンタルの場合は相場が1万円から3万円ほど、商品購入の場合は相場が約3万円から5万円と、パパ、ママ、お子さまの衣装を購入するか、レンタルするかによって、金額が大きく異なりますので、どう用意するかは慎重に考えてください。

レンタル衣装の予約時期は?

七五三の新作衣装は、4月初旬から登場する場合が多く、桜のシーズンに新作の衣装を身に付けての記念撮影を行う方も少なくありません。

ベストシーズンの秋頃に七五三のお祝いを行う場合には8月くらいまで、他の時期に七五三の行事を実施する際にも3ヶ月から半年前までにレンタル衣装の予約を済ませておくと安心です。

七五三のレンタル衣装は、3月くらいから予約受付が始まりますので、早めにチェックしておきましょう。

飲食店

近年では、七五三のお祝いメニューやお得なサービスが用意されたレストランや飲食店も珍しくありません。

七五三行事後の会食で、飲食店やレストランを利用する場合には、人気店は早めに埋まってしまう傾向にありますので、スケジュールが決まり次第、早い時期に予約しておくことをおすすめします。

また、自宅でお子さまの好物がたくさん並んだオードブルやパーティープレートを用意する場合にも、当日だと売り切れてしまったり、店舗が閉まっていたりのリスクがありますので、前日までに予約しておくのがおすすめです。

着付け・ヘアメイク

男の子の場合は、髪の毛の長さが短いことが多く、ヘアセットの手間がかからないことが多いため、自宅でママが行うケースも少なくありません。

3歳や5歳の女の子の場合は、ツインテールやお団子などに髪飾りをさすおしゃれで手軽な髪型やナチュラルメイクも人気のため、自宅で行っても問題ありません。

ただし、5歳や7歳の女の子で凝ったヘアスタイルにしたり、流行りのメイクをしたりしたい場合は、美容室の予約をしておくのが定番です。

7歳の女の子の場合は、大人と同じように帯を結んで着物を着るため、慣れていなければ美容室などの予約をしておいた方が安心。

七五三の予約が集まりやすい秋にお祝いをする場合は6ヶ月程度、混雑しがちな秋以外の時期であれば3ヶ月以上前の予約を意識しておくことをおすすめします。最近では、参拝に行く神社や自宅に着付け師を派遣してもらう出張の着付けサービスも人気です。

呉服店で着物セットを購入した場合やレンタル専門店で着物を借りた場合には、ヘアメイクや着付けが無料サービスで付いていることがありますので、事前に確認しておきましょう。

写真撮影

最近では、七五三の記念写真を撮影するだけでなく、七五三衣装の貸し出しを行っている場合もありますので、人気の衣装や日程を確保するためには、早ければ春先から、遅くとも3ヶ月ほど前には予約を済ませておくのがベストです。

七五三当日撮りだけでなく、前撮りや後撮りも行う場合には、そちらの日程も早い時期に予約しておきましょう。また、必ずしも七五三お参り当日の衣装と、記念撮影の衣装が同じとは限りません。

伝統的な着物を着せたいけれど動きにくさが気になる方やよりたくさんの衣装を着たい方などは、写真撮影とお参り当日の衣装を別にするのもおすすめです。写真館のプランに、ヘアメイクや着付けなどが含まれている場合があります。

七五三までの1年間のスケジュール

七五三のお祝いを行う際に確認しておきたい年間のスケジュールを早見表にまとめましたので、参考にしてください。

七五三までの1年間のスケジュール早見表

・例えば11月に七五三祝いを行う場合

時期内容
1月~2月七五三関連の情報収集・衣装や日程を検討
3月~4月七五三当日の着物と前撮り・後撮りの予約
4月中旬桜の時期に七五三の前撮り
6月~8月七五三当日の着付け・ヘアメイク・神社の予約
11月七五三のお参り・当日撮り・食事会
12月七五三の後撮り

七五三の予約を早めに行いお祝いをスムーズにしよう!

七五三のお祝いは、本来、11月15日の「七五三の日」を中心とする10月から11月にかけて行うのが定番でした。

ただし、時代が変わった現代では、昔ほど伝統にとらわれず、地域や家庭の考え方に合わせて、タイミングの良い時にお祝いを行うことも珍しくありません。

七五三のお祝いをする際には、家庭やケースによっても異なりますが、神社や衣装、美容室、フォトスタジオなどの予約が必須であり、お祝いをスムーズに行うためには早めに予約しておく必要があります。

余裕を持って予約を行い、希望する日時や衣装を確保した上で、一度きりの七五三のお祝いをスムーズに実施するようにしましょう。

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