京都の着物レンタル事情を解説!着物のレンタルの料金相場とは?

京都には呉服屋、貸衣裳店、レンタル着物店など、着物を借りられる場所が沢山あります。しかし、着物の種類や品質はお店によっても異なるため、自分のニーズに合ったお店をしっかり見極めてから、着物をレンタルすることが大切です。そうは言っても、「着物のことは良く分からない」、「どのお店で借りればよいのかも分からない」、「提示されたレンタル料が高いか安いかも分からない」など疑問点をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、京都の着物のレンタル事情について詳しく解説していきます。レンタル料金の相場についても触れているので、参考にしてみて下さい。

目次
  1. どんな着物を借りたい?着物を借りる時はTPOを確認
  2. 式典や行事に着物を着たい場合
  3. お食事会や観劇、美術館巡りなどに着物を着たい場合
  4. 観光地で着物を着たい場合
  5. 着物が借りられるお店
  6. 着物をレンタルする
  7. 貸衣裳店
  8. 呉服屋
  9. 着物レンタル専門店
  10. 宅配着物レンタル
  11. フォトスタジオや写真館
  12. レンタル着物店
  13. 着物のレンタル料金相場
  14. 着物のレンタル料を見比べる時のチェックポイント
  15. 着物のレンタル料の内訳も要確認
  16. レンタル料が高い着物と安い着物の違い
  17. 着物をレンタルする際の注意点
  18. 予約時期の確認
  19. 着物をレンタルするお店と美容院との提携があるか確認
  20. 返却日と返却方法の確認
  21. セット内容の確認
  22. キャンセル料の確認
  23. フルセット以外でレンタルすることは可能?
  24. 失敗しない着物レンタル
  25. レンタル店の実績と口コミを確認
  26. 試着なしでも安心!着物選びのポイント
  27. まとめ

どんな着物を借りたい?着物を借りる時はTPOを確認

着物を借りるという時は、「特別な機会のために」、「お祝いや記念に」という目的があることが多いのではないでしょうか。特別な日のために、和装で美しく着飾りたいという方、着物を借りる前に、どんな時節に着物を着るのか、どのような場所で着物を着るのか、どのような目的で着物を着るのかをしっかり把握しておきましょう。

式典や行事に着物を着たい場合

結婚式や叙勲式など格式高い場に着物を着て行く時は、場の格に合った着物の装いをしなくてはなりません。

結婚式に親族として参加するのであれば、既婚の場合は黒留袖や色留袖を、未婚女性であれば振袖、色留袖、訪問着(紋あり/なし)を選ぶのが望ましいです。
友人や職場関係として結婚式に参加するのであれば、紋入りの色無地や訪問着、付け下げを格調高く装うのが良いでしょう。未婚女性の場合は振袖を着るととても喜ばれます。

七五三やお宮参りなどで着物を着る場合は、主役の子供たちを引き立てる格調ある訪問着や付け下げ、紋入り色無地などが良いです。

このように、行事や式典に参加する場合の着物は、付け下げ以上の格が高い着物を選ぶ必要が出てきます。

お食事会や観劇、美術館巡りなどに着物を着たい場合

友人たちとの会食や同窓会、ちょっとしたパーティーなどに着物を着て行く場合は、訪問着が良いです。合わせる帯の格によってもフォーマルさ、カジュアルさを演出することができます。

観劇や美術館巡りに着物を着て行く場合は、付け下げや訪問着、小紋などで装うのが一般的ですが、行く場所や観るものなどによってもTPOを合わせることが求められます。
例えば、歌舞伎の顔見世や一等席での観劇の場合は、訪問着や付け下げが望ましいですが、2階席や3階席での観劇や常設公演を楽しむ場合には、訪問着以下江戸小紋、色無地、小紋や結城などの紬を選ぶのが良いでしょう。
また、美術館巡りや野点などに参加する場合は、派手過ぎないもので上品な雰囲気が出る小紋や紬、お召などを装うのがおすすめですが、先生や地域によって異なる場合がありますので、ご確認下さい。野点は汚れる可能性も考えられるので、高価な着物をは控えた方が安心です。

グランドオープニングや美術館のセレモニーなどにお呼ばれした場合は、訪問着や付け下げで華やかに装い、祝福の意を表すと良いでしょう。

観光地で着物を着たい場合

観光を和装で楽しみたいという方は、訪問着ではなく、動きやすい小紋や浴衣を選んでみましょう。動きやすさを重視したいという方の中には、小紋に合わせて袴を選ばれる方もいます。

着物が借りられるお店

着物を着る目的や着て行くところの確認が終わったら、自分が着たい着物がどんなお店に置かれているのかを知る必要があります。

そもそも、どんなところで着物が貸し出されているのかというと、

・貸衣裳店

・呉服屋

・着物レンタル専門店

・宅配着物レンタル

・フォトスタジオや写真館

・レンタル着物店

などになります。

お店によって、借りられる着物の種類やランク、料金、借りられる期間などが異なってくるので、着物を借りる前にお店の特徴をよく知っておく必要があるのです。

着物をレンタルする

ここでは、先にリストアップした「貸衣裳店」、「呉服屋」、「着物レンタル専門店」、「宅配着物レンタル」、「フォトスタジオや写真館」、「レンタル着物店」、各お店のメリット・デメリット、料金、借りられる着物、借りられる期間などをまとめていきます。

貸衣裳店

貸衣裳店では、豊富な種類の着物が取り揃えられています。お宮参りの産着や掛け着、七五三など子供の着物も豊富にあり、付け下げや訪問着も質の良い着物が取り揃えられているのが特徴です。結婚式用の黒留袖、色留袖はもちろん、花嫁衣裳まで取り扱いがあります。成人式用の振袖、卒業式用の着物と袴のセットについても高品質でかつ流行を取り入れた素敵な着物が多く用意されています。

着物のレンタル料は2万円からとしているものが多く、高級振袖などは20万以上になるものもあります。伝統技法をふんだんに施された着物や金箔が多く用いられている着物などは、レンタル料も高くなる傾向にあるということは覚えておくと良いでしょう。また、借りられる期間は大体3泊4日としているところが多いです。

貸衣裳店の着物は種類も豊富でかつ品質が良いということで、昔から定評があります。しかし、近年より安く着物が借りられるお店が登場したことで、「貸衣裳店=高い」と思われるようになってきました。確かに、他のお店に比べるとレンタル料は高い方ではありますが、それに見合う品質の着物が借りられるので、ただレンタル料が高いというわけではないのです。

結婚式などの格式の高い場に、きちんとした着物を着て行きたいと考えているのであれば貸衣裳店の着物は大変お勧めです。試着もできるので、一度試着や見学の申し込みをしてみるのも良いでしょう。

呉服屋

呉服屋は着物の販売を主として担っているお店ですが、近年では商品の一部をレンタルするところが出てきました。すべての呉服屋で着物のレンタルサービスを行っているわけではないので、事前にレンタルをしているか否かは確認しておいた方が安心です。

呉服屋はレンタル業をサブで行っているところがほとんどであるため、レンタル用の着物の揃えが貸衣装店やレンタル専門店に比べて少ないというデメリットがあります。また、レンタル料も訪問着であれば2万円以上となるところがほとんどです。

呉服屋は、昔ながらの技法や色などをこだわり抜いた一品を取り扱います。街中で着物を見た時に、「あれは○○の着物だ!」と分かる個性があるのです。そのため、普段からその呉服屋と繋がりがある方で、買うにはちょっと高すぎるからレンタルしたいという時に呉服屋のレンタルサービスを利用するというのは大変良い方法だといえます。しかし、その呉服屋をまったく知らない状態で着物を探してみるとなると、自分のイメージしている着物とは少し違ったものになってしまう可能性もあります。

 ぜひこの呉服屋の着物が着たいという人に呉服屋での着物レンタルをお勧めします。

着物レンタル専門店

着物レンタル専門店では、子供の着物、女性の着物、男性の着物の取り扱いがあります。品質もコスパを抑えた化繊のものから高級正絹着物まで幅広い取り扱いがあるのが特徴です。

また、着物を着るに必要なヘアセットと着付けをオプション付けできるとこもあるので、面倒な美容院の予約を別にする必要もなく、手軽に着物のレンタルができるというメリットがあります。また、料金も訪問着のレンタル料が1万円からとリーズナブルなところが多いのも嬉しい点でしょう。

 ただし、作家作品や伝統工芸技法が施された豪華な着物など、超高級着物の取り扱いは無いところがほとんどです。また、呉服屋にあるような個性的な着物も品数が無いことが多いということは覚えておきましょう。気になる方は一度試着や見学に行くことをお勧めします。

宅配着物レンタル

通販感覚で着物をレンタルしたいということであれば、宅配着物レンタルがお勧めです。オンライン店舗で好みの着物を探し、レンタルオーダーするだけで、自宅に着たい着物が届きます。店舗に出向いて着物の試着をしたり、選んだりといった手間と時間が省けるので、忙しい方にお勧めのレンタル方法になります。

宅配着物レンタルは、実際に試着できないことがデメリットとして挙げられます。しかし近年は、手元に届いた着物がイメージのものと違ったり、サイズ感が微妙だったりといったリスクを軽減すべく、様々な工夫が各社でなされています。
試着できない分、サイズ表は事細かな記載があり、写真も豊富に掲載されているので、レンタルする前に写真を見て参考にし、サイズもよく吟味することで、失敗のリスクを軽減できます。また、宅配着物レンタルの中には試着サービスを実施しているところもあるので、気になる方は利用してみてはいかがでしょうか。

宅配着物レンタルの多くは実店舗を持っていないこともあり、レンタル料は比較的安いです。訪問着も1万円以下から借りられるなど、コストを抑えたい方にも大変お勧めです。

店舗に行く時間を取りにくい方や遠方にお住まいの方にも、気軽に和装を楽しんで頂けることが、宅配レンタルサービスの大きな魅力の一つなのです。

フォトスタジオや写真館

フォトスタジオや写真館でも着物の貸し出しを行っているところがあります。フォトスタジオの着物レンタルというと、写真を撮影するための着物貸し出しと思われがちですが、中には着物の貸し出しのみのサービスを提供しているところもあるのです。

フォトスタジオや写真館での着物貸し出しは、基本的には写真撮影とセットになっているので、着付けやヘアセット、フォトシューティング込みの着物レンタル料が提示されています。着物の貸し出しのみのサービスを行っているところでは、レンタル料が3万円ぐらいからとしているところが多く、借りる着物の種類によっても価格変動が大きいようです。また、貸出期限は数時間、長くても24時間と制限されているので、着物を着て出掛けるには時間が短か過ぎるのではないでしょうか。

 フォトスタジオや写真館で着物を借りるのであれば、前撮りや後撮りなど、普段とは違った着物を着て写真に残しておきたいという時などに利用するのが望ましいでしょう。

レンタル着物店

観光地で最近よく見られるレンタル着物店は、観光するのに着物で観光したいという人の思いを叶えるお店です。レンタル着物店で着物を選び、その場で着付けてもらい、そのまま観光へと遊びに出掛けられる手軽さが嬉しいと人気を博しています。

着物は浴衣系をメインに小紋、訪問着などがあり、一般的な呉服屋などでは目にすることのできない総レースのものやフリルをあしらったものが置かれています。

京都の観光名所である清水寺周辺にはざっと20店舗以上のレンタル着物店が立ち並んでいます。それぞれのお店でのアピールポイントは、安さだったり、着物の品揃えだったり、ヘアセット込みだったりと様々なので、自分のニーズに合ったお店がどれなのかはしっかり見極める必要が出てきます。


レンタル着物店では、着付け込みの着物レンタル料金は3000円からとなっており、大変リーズナブルです。しかし、プランによっては選ぶ着物にオプション料金がかかったり、ヘアセットは別に美容院に行かなくてはならなかったりするところもあるので、お店をよく見極める必要があると言えます。また、着物の返却は基本的には当日18:00ぐらいまでなので、長期で借りたい人には向かないと言えるでしょう。レンタル着物店の中には振袖の貸し出しを行っているお店もありますが、振袖の場合でも当日返却となっているので、式典参加のためだけに安く借りたいという人には大変お勧めです。

着物のレンタル料金相場

ここまで色々な着物のレンタル店を見てきましたが、レンタル料にもばらつきが見られることが分かったのではないでしょうか。「結局いくらぐらいが相場なの?」と思われた方もいると思うので、ここで着物のレンタル相場についてまとめておきます。

黒留袖2万円~20万円
色留袖3万円~15万円
振袖5万円~20万円(成人式用は20万円前後が相場)
訪問着5000円~10万円
小紋4000円~1万円
七五三3000円~5万円(年齢によって変動)
浴衣2000円~1万円

上記は、貸衣裳店、呉服屋、着物レンタル専門店で着物を借りる際の相場です。

ただし、いずれの種類の着物も、帯や小物などとセットで借りる際の金額なので、着物単品でのレンタル料金ではありません。
特に、七五三の場合は、年齢によって着物のレンタル料が変わります。7歳のお祝い着は小物も増えるため値段が上がる傾向にあります。これは十三参り用の着物セットでも同じことが言えます。さらに、子供のレンタル品は着付けやヘアセット込みのものが多いため、総じてレンタル料も上がりやすいというのは覚えておくと良いかもしれません。

フォトスタジオや写真館で着物を借りる際の料金は、着付けやヘアセット、フォトシューティングまで込み込みの価格で提示されていることが多いため、全体料金の何パーセントが着物のレンタル料に当たるのかというのを把握するのは難しいです。

着物のレンタル料を見比べる時のチェックポイント

着物を借りる際に、一体いくらで借りられるのかというのはとても大事なポイントになってきます。この振袖を借りると〇万円、こちらの振袖を借りるならば〇万円と値段を対比して悩まれることもあることでしょう。

そんな時に、もう一つチェックすべきポイントがあります。
それは、何日間借りられるのかということです。

着物をレンタルする際の期間は、だいたい3泊4日としているお店が多いです。しかし、中には2泊3日のように短いところ、7泊8日と長いところもあるのです。同じ価格帯でもレンタル期間が異なるものもあるので、よく確認する必要があると言えます。

着物を着る日は1日だけだから、レンタル期間は短くても問題ないと思われるかもしれません。しかし、着物を着た翌日には返却しないといけないとなると、意外とせわしなくなってしまうこともあるので、余裕のあるレンタルを心掛けて下さい。

着物のレンタル料の内訳も要確認

着物のレンタル料は、借りたい着物、それに合わせた帯、他着付けに必要な長襦袢や足袋、紐、伊達締め、帯板、帯揚げ、帯締め、バッグ、草履など一式のレンタル料のことを指して言います。

しかし、中にはそれにプラスして着付け代、ヘアセット代、着物の送料代、フォトシューティング代などを含めているところもあります。本当にすべて自分に必要な内容なのか、他のプランはないのかなどよく吟味することで、余計な出費がかさまなくて済むかもしれません。

後で「知らなかった」となってはもったいないので、着物をレンタルする際にはプラン内容やレンタル料金の内訳をよく確認するようにしましょう。

レンタル料が高い着物と安い着物の違い

同じ着物でもレンタル料にかなりの差が出るという話は、先にも触れてきた通りです。では、なぜそこまで差が出るのでしょうか。一つには質の差というのもがあると言えるでしょう。正絹100%で作られた着物は、化繊100%で作られた着物よりも当然高くなります。これは、売られている着物でも同じことが言え、化繊でできた着物は正絹の着物の半分以下の値段が付けられることも少なくありません。

また、刺繍や染めなどの装飾が多い着物も高くなる傾向にあります。特に、伝統的な技法を用いて染めたもの(本友禅など)は、高級着物として扱われるので、レンタル料も高いです。それよりもさらに高い着物は、人間国宝や有名な作家さんによる手描き、手染めの着物です。一点物ともいえる芸術性の高い着物は、20万以上のレンタル料となることも少なくありません。

高級着物と言われる着物は、レンタル料も高くなってしまいますが、それだけ質も良く、見た目も素晴らしい着物になっています。結婚式や叙勲式などで上品でかつ華やかな装いが必要になった時に大変お勧めです。

では、逆に安い着物というのは質も悪く、見た目もイマイチなものが多いのかというとそういうわけではありません。

確かに、高級な着物よりも質が劣るのは事実ですが、安いレンタル料で借りられる着物の中にも正絹100%のものはあるので、すべての着物の質が悪いということではありません。ただし、長年レンタル着物として扱われ、かなりの中古品になってしまっているものがあるのも事実です。流行遅れの色や柄だなと感じるものもあるかもしれませんが、その分レンタル料は安くなっているのかもと考えましょう。

いかにも中古、レンタル品という着物を借りたくないというのであれば、レンタルするお店をよく吟味してから選ぶことをおすすめします。京都きもの市場では、訪問着のレンタルが1万円以下からとなっていますが、いずれもレンタル品とは思えない質のものが取り揃えられています。

着物をレンタルする際の注意点

ここまで着物のレンタルについてまとめてきましたが、ここでは着物をレンタルする際に気を付けたいポイントについて解説していきます。

予約時期の確認

訪問着などの着物は予約時期にそこまでシビアにならなくても大丈夫なのですが、振袖など、ある時期に皆がこぞって借りていく着物に関してはしっかり予約時期を把握していなくてはいけません。振袖は人気なもの、新作のものなどはすぐに予約が入って押さえられてしまうので、予約開始のコールがかかったらすぐに予約しなくては、着たい振袖が借りられないのです。振袖はだいたい1年前から予約する方が多いので、あらかじめ振袖を借りようと思っているのであれば、1年半前から予約の準備に備える必要があります。

また、成人式に振袖を着るわけではなくても、たまたま同時期に友人の結婚式で振袖が必要になってしまって借りなくてはいけないということもあるかもしれません。ハイシーズンの振袖は借りるのが難しいだけではなく、レンタル料も高くなる傾向があるので、できるだけ早めに振袖を借りておきましょう。もし、振袖を借りられなくなってしまった場合は格式高い訪問着に替えるなど別案を考えてみても良いかもしれません。

着物をレンタルするお店と美容院との提携があるか確認

着物を着る際にはヘアセットと着付けをお願いすることがほとんどでしょう。行きつけの美容院で相談してみるのも手ですが、もしかしたら着付けはお断りされてしまうこともあるかもしれません。自分で着付け師を探すのは大変という方、着物をレンタルするお店で着付け師を紹介してもらえないか、ヘアセットと着付けがお願いできる美容院はないか相談してみましょう。着物のレンタルを行っているお店の中には美容院と提携しているところもあるので、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

返却日と返却方法の確認

借りた着物をいつまでに返却しなくてはいけないのか、またどのような方法で返却することができるのかは事前に確認しておかなくてはいけません。返却期限を過ぎてしまうと、滞納料金や延長料金が派生してしまいます。「〇日間借りられるものだと勘違いしていた」では済まされないので、しっかり返却日を把握し、気持ちの良いやり取りを心掛けましょう。

また、返却方法は郵送でOKとしているところも多いのですが、中には店舗に持参という形をとっているところもあります。忙しくて中々店舗に行けそうもないという方は、レンタルを申し込む前に返却方法の確認をし、無理なく返却できるお店を選ぶようにするのが良いでしょう。

セット内容の確認

着物をレンタルする際、大体のところは着付けに必要な小物もセットで貸し出ししてくれます。しかし、中には着付けに必要な小物は貸し出さないというお店もあるので気を付けましょう。

同様に、足袋や和装下着など、直接肌に着けるものは貸し出さないので購入するよう言われるケースもあります。セット内容はきちんとお店で確認し、不足分は着付け当日までに忘れずに準備しておきましょう。

キャンセル料の確認

万が一、着物のレンタルをキャンセルせざるを得ない状況に陥ってしまった場合は、早めに店舗に連絡するよう心掛けましょう。基本的にレンタル1週間前からキャンセル料が派生し、当日キャンセルに関してはレンタル料全額支払いとなります。

ただし、振袖のように1年以上前から予約する場合は、キャンセル料が派生してくる時期も早まる傾向にあります。申し込みから3か月経つとキャンセル料が派生するお店もあれば、レンタル開始3か月前からキャンセル料が派生するお店もあります。契約書にキャンセルのことは細かく記載されているので、熟読して確認することをお勧めします。

フルセット以外でレンタルすることは可能?

ここまで着物のレンタルは、着物、帯、その他和装小物を全て含めたフルセットレンタルを前提にお話ししてきました。しかし、中には帯だけ借りたいという方、着物だけ借りたいという方もいることでしょう。

セットではなく、単品でもレンタルできるのかというと、帯だけなら単品でも借りられるところがあります。しかし、着物はセットでのレンタルが基本となっているため、着物単独で借りることは難しいのです。
ちなみに、帯は3000円から8万円ぐらいのレンタル料相場で借りることができます。着物は自前のもので帯だけ借りたいという方にお勧めです。

失敗しない着物レンタル

着物をレンタルするという時には、着物を購入するほどの額ではなくても、それなりに大きな額のお金を掛けることになります。だからこそ、失敗はしたくないものですね。

レンタル店の実績と口コミを確認

借りる予定のお店の実績、口コミ、SNSでの評価は事前にチェックしておいた方が良いでしょう。どんなに品揃えの良いお店でもスタッフの対応がイマイチだったり、やたらオプションを付けられる傾向にあったりといったネガティブ面があると、気持ちよくレンタルできなくなってしまう可能性があります。

また、有名店や昔ながらの老舗は、歴史と実績、信頼があるので安心感があると言えます。何かあった時にも柔軟に対応してもらいたいと考えているのであれば、安さだけでお店選びをするのは控えましょう。

試着なしでも安心!着物選びのポイント

着物の色味は洋服の色味とは一味違います。日本の伝統的な色が用いられていることもあり、洋服での顔映りともまた違うのです。洋服では青色はあまり似合わないという場合でも、深みのある日本の伝統的な青色は似合うことも少なくないのです。そのため、「実際に羽織って感じを確認したい」と望まれるのも自然なことだと言えるでしょう。

店舗が家から近い、時間を作って試着に行くことができるという方は、ぜひ着物の試着にお出掛け下さい。しかし、時間が思うように作れない、店舗が家から遠いという方はなかなか試着に赴くことは難しいでしょう。そんな時は、着物の宅配レンタルサービスを利用してみるのがおすすめです。

着物の宅配レンタルサービスは、試着を前提としない、手軽な着物レンタルを提供してくれるサービスです。そのため、試着がなくて不安という悩みにもしっかり寄り添った提案をしてくれるので、安心感があります。着用イメージ写真やコーディネート例、詳細なサービス情報を豊富に掲載するなど、試着が難しい中でも安心して着物を選び、レンタルできる工夫が進んでいるのです。

まとめ

京都の着物レンタル事情、及び着物のレンタル相場について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

着物のレンタル相場は大体2万円から10万ほどで、オプションやプラン、着物のランクによって変動することが分かりました。

お店によっても借りられる着物のランクや種類が異なるので、まず自分が必要としている着物がどのランクのものなのか、どんな場で装うものなのかを把握した上で、お店選びをするようにしましょう。

お店を決めたら実際に足を運び、実際に着物を目にしながら選ぶのが良いでしょう。お店に出向くことが難しい方は、掲載されている着物写真、コーディネート例などをよく見て、吟味することで、着物レンタルを成功させることができますよ。

人気の着物や新作の着物は早くから予約が殺到する傾向にあるので、早めに予約し、素敵な和装を楽しみましょう。

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