関西地方を中心に伝わる「紐銭」は、江戸時代から受け継がれているお宮参りに欠かせない伝統行事です。
今回の記事では、お宮参りの紐銭の付け方やのし袋の書き方、紐銭を結ぶ際の注意点などの基礎知識について、徹底的に解説していきます。
- お宮参りの紐銭って何?
- 紐銭の由来とは?
- そもそもお宮参りとは?
- 1歳までの赤ちゃんのお祝い行事とは?
- お七夜(おしちや)
- ニューボーンフォト
- お食い初め
- ハーフバースデー
- 初誕生日(はつたんじょうび)
- 初節句
- 1歳までの赤ちゃんのお祝いとイベント一覧
- お宮参りの紐銭の準備とは?
- お宮参りの紐銭って誰が用意するの?
- 必要なアイテムの準備
- ご祝儀袋の準備
- お宮参りの紐銭はいつどこで渡したらいいの?
- 紐銭はいくら渡したらいいの?
- 紐銭の金額や表書きの早見表
- 紐銭で知っておくと安心のお宮参りのスタイルとは?
- 赤ちゃんの服装
- 両親の服装
- お宮参りの紐銭の付け方とは?
- 紐銭を結ぶ手順
- 紐銭と一緒に結び付ける縁起物とは?
- 紐銭を結ぶ際の2つの注意点とは?
- 紐銭が落ちないように結ぶ
- お金は別の場所に保管しておく
- 紐銭はお宮参り後にどうするの?
- 紐銭にお返しは必要なの?
- 「京都きもの市場 着物宅配レンタル」はお宮参りの紐銭の着物探しに最適!
- お宮参りの紐銭でお祝いの気持ちを伝えよう!
お宮参りの紐銭って何?
紐銭(ひもせん)とは、お宮参りの赤ちゃんに「一生お金に困らないように」との願いを込めて贈るお祝い金のこと。
赤ちゃんにとって、生まれてはじめてのお小遣いです。
地域によっては、「ひもぜに」「帯銭(おびせん・おびぜに)」と呼ばれたり、「紐餞」「紐扇」と表記されたりすることもあります。
もともとは、大阪や兵庫、奈良を中心とした関西エリアに伝わる風習でしたが、現在では全国にまで広がりました。
紐銭の由来とは?
紐銭の風習が生まれたとされるのは、江戸時代後期のこと。
当時は、お宮参りを行う際に親戚や近所の方に赤ちゃんを披露する習慣があり、その際に魔除けの効果がある上に生命力の象徴とされていた麻ひもに硬貨を通して贈ったのが、由来と伝わっています。
そもそもお宮参りとは?

赤ちゃんが生まれて1ヶ月程度の時期に、赤ちゃんの両親や兄弟などの家族そろって地域の氏神様を祀る神社にお参りし、家族の一員になった報告や、子どもがすくすく元気に育つことを願う祈祷などを行う伝統的な行事です。
七五三や成人式、入園式、卒園式、入学式、卒業式などと並ぶ子どもにとっての人生の節目であり、神社の参拝と合わせて、お宮参りの記念に家族やペットと出張撮影したり、両家の親族と食事会をしたりすることもあります。
1歳までの赤ちゃんのお祝い行事とは?
赤ちゃんが生まれてから1歳を迎えるまでの間には、お宮参りを含む様々なお祝いや記念日が目白押しです。
お七夜(おしちや)
赤ちゃんの産まれた日を0日、翌日を1日目と考えて、7日目の夜に赤ちゃんが無事に1週間経ったことを祝う行事。
お七夜は、平安時代からの歴史を誇る伝統行事であり、当時は産まれたばかりの赤ちゃんが1週間を迎えるのが難しかったことに、由来しています。
「命名式」とも呼ばれていて、赤ちゃんの名前を命名書に記入した上で、親戚が自宅に集まって食事をしたり、親戚に披露したりするのが定番。
ニューボーンフォト
生後2週間から3週間くらいまでの生まれたばかりの新生児の姿を写真に収めるもの。
もともとは、アメリカやヨーロッパで離れた場所にいる親族や友人に出産報告するための記念写真が発祥で、ママのお腹の中にいた様子と近い姿を写真に撮れると評判です。
近年では、赤ちゃんがママのお腹の中にいる「マタニティフォト」と、「ニューボーンフォト」のお得なセットを用意したフォトスタジオや写真館も増加。
妊娠中限定の神秘的なママの姿と新たな家族の始まりの姿を思い出に残せるとして、人気を集めています。
お食い初め
生後3ヶ月ころに、「赤ちゃんが一生食べる物に困りませんように」との願いから開催する伝統行事です。
行事内容は地域によっても異なりますが、頭付きの鯛や赤飯、紅白餅などの料理を盛りつけた漆塗りの食器や祝い箸などの本膳を用意して、赤ちゃんに食べる真似をさせるもの。
生後100日にちなんで、「百日祝い(ももかいわい、ひゃくにちいわい)」と呼ばれることもあります。
ハーフバースデー
アメリカやヨーロッパを中心とした欧米発祥のイベントで、1年の誕生日のおよそ半分にあたる生後6ヶ月前後に行う行事です。
無事に6ヶ月を迎えた節目として、お祝いのパーティーを開いたり、記念写真を撮影したりして過ごします。
初誕生日(はつたんじょうび)
赤ちゃんが産まれて初めて1歳の誕生日を無事に迎える節目のお祝い。親戚でパーティーを開催したり、赤ちゃんが食べられる特別なメニューで祝い膳を用意したりするとともに、「一升餅」「選び取り」を行うのが一般的です。
・一升餅
「一生健康で過ごせますように」「一生食べ物に困らないように」との願いを込めて行う行事。
「一生」が「一升」に通ずるとして、2kgほどの一升餅を赤ちゃんに背負わせます。
・選び取り
「そろばん」「定規」「筆」「お金」などのイラストが描かれたカードを赤ちゃんの前に並べ、どのカードを手にするかによって、1歳の子どもの将来の仕事や才能を占うイベントです。
初節句
桃の節句

女の子の幸福や健康を願うための行事で、ひな人形を飾ったり、ちらし寿司やはまぐりの吸い物を食べたりします。
3月初旬に、桃の花が咲き誇っていたり、桃の木には邪気払いの効果があるとされていたりすることにちなんでいます。
端午の節句
生後最初の5月5日に、鯉のぼりや五月人形を飾るなど、男の子の健やかな成長や健康を願う古代中国発祥の行事です。
子どもとともに、縁起物のちまきやかしわ餅を食べたり、菖蒲湯に浸かったりして過ごします。
1歳までの赤ちゃんのお祝いとイベント一覧
赤ちゃんの主なお祝いや節句と、行事を開催する主な生後の日数について、一覧表にまとめました。
| 赤ちゃんのお祝い | 生後の日数 | 内容 |
| お七夜 | 7日目 | 生後1週間を無事に迎えたことのお祝い |
| ニューボーンフォト | 2週間から3週間以内 | 新生児の記念撮影 |
| お宮参り | 1ヶ月目 | 地域の氏神様への家族の仲間入りの挨拶と未来の幸福の祈願 |
| お食い初め・百日祝い | 100日目 | 赤ちゃんが一生食べ物に困らないように祈るイベント |
| ハーフバースデー | 6ヶ月目 | 無事に生後半年を迎えたお祝い |
| 初誕生日 | 1年目 | 生まれてはじめての誕生日を祝う行事 |
| 初節句 | 日にち | 内容 |
| 女の子・桃の節句 | 生後初の3月3日 | 女の子の健康や幸せを祈願するイベント |
| 男の子・端午の節句 | 生後初の5月5日 | 男の子の健康や成長を願うためのイベント |
お宮参りの紐銭の準備とは?
お宮参りの紐銭は誰が準備するのか、必要なグッズ、金額の相場、のし袋の書き方など、紐銭を準備する際に知っておきたいことについて、詳しくみていきましょう。
お宮参りの紐銭って誰が用意するの?
紐銭を用意する人に、はっきりとした決まりはありませんが、祖父母や叔父叔母などの親戚、両親と仲のよい友人など、赤ちゃんの家族と親しい間柄の人がお祝いの気持ちを伝えたいときに包むのが通常です。
必要なアイテムの準備
紐銭を行う際には、以下の4つが必要です。
・お祝いのお金
一般的な相場に応じて、ご祝儀袋の中に入れるお金を準備します。
包むお金は、「喜数」にも通じるとして縁起のよい奇数の金額にするのがしきたりで、不吉なことを連想させる「4(死)」「9(苦)」などの数字をさけることがマナーです。
・ご祝儀袋
ご祝儀袋は、近くの店舗で探した慶事用ののし袋を使っても、通販やネットショップで購入した紐銭用ののし袋を使用してもok。
お宮参りは何回繰り返してもいいお祝いごとのため、紐銭のご祝儀袋は、結び目を何度でもなおせる「蝶結び」のタイプ、かつめでたい紅白の水引飾りが付いたタイプか煌びやかな金銀の水引飾りを用いたタイプが最適です。
・筆もしくは筆ペン
ご祝儀袋の表書きや内書きをする際に使用します。
ご祝儀に氏名や金額を書く際に、ボールペンやサインペンを使用するのはマナー違反とされていますので、注意が必要です。
・穴あけパンチ
ご祝儀袋に、着物にひも銭を結びつけるための紐を通す用の穴をあけるのに使います。
・紅白の麻ひも
ご祝儀袋を結びつけるために、紅白の麻ひもやご祝儀袋の金銀の水引を用意しておくと便利です。
ご祝儀袋の準備

ご祝儀袋の表書きや内書き、裏書きについて、説明します。
・表書きの上部分
まず、水引の上の部分に、お祝いの種類を書きます。
紐銭の場合は、「紐銭」「お紐銭」「御紐銭」「ひも銭」「帯銭」「御祝」などの表記が一般的。
表書きの名称は地域によっても異なるため、両家に事前に確認しておくのが賢明です。
ご祝儀袋の表書きをする前に、筆や筆ペンも準備しておきましょう。
・表書きの下部分
水引の下の部分には送り主の氏名をフルネームで記入します。
送り主が1人の場合は、中央に氏名を書きます。
送り主が2人以上の場合は、代表者の氏名を袋の中央に記載し、その後は左に向かって順々に氏名を記入していくのが正式な書き方です。
夫婦や親子など、性別に関係なく姓が一緒の場合には、代表者の氏名を袋の中央に書き、代表者の名前の横に名字は書かずに残りの人の名前のみを記入していきます。
ただ、近年では、バランスよく見えるように、連名全体を中央に書く方法も増えつつあります。
バランスをとるために、連名で記載するのは3人くらいまでにしておくのがおすすめ。
4人以上の大人数で紐銭を送る場合には、袋の中央に代表者の氏名を書き、左側に「外一同」と記入する方法もあります。
・内書き
中袋の表書き
中袋の表と裏にも、金額や送る人の氏名と住所などの「内書き」を記入しておきましょう。
内書きの表には、袋の中央に「金○萬円也」という風に包んだ金額を旧字体で大きく縦書きで記入。
内書きの裏には、袋の左下に送る人の住所と氏名を書きます。
数字の旧字体表記
1,000円・・・壱阡円
3,000円・・・参阡円
5,000円・・・伍阡円
・裏書き
ご祝儀袋の中袋がない場合などに、ご祝儀袋の裏に金額や贈る人の住所と氏名を記載することがあります。
お宮参りの紐銭はいつどこで渡したらいいの?
紐銭を渡す日に決まりはありませんが、お宮参り当日の赤ちゃんをお披露目する際に紐銭を渡すのが一般的です。
ただ、両親は当日あわただしく動きがちですので、場合によってはお宮参り近くの挨拶まわりのときに渡すこともあります。
紐銭はいくら渡したらいいの?
お宮参りの紐銭は、出産祝いとは異なりますので、身内かどうかに関係なく、1,000円から5,000円ほどが相場とされています。
現在でも実際に愛知県の名古屋では、「1年間お金に困りませんように」との思いから、5円玉をひもに12枚通して結ぶ風習が残るなど、独自の伝統を受け継ぐエリアもあります。
昔ながらの伝統にそって、硬貨にひもを通して渡した場合でも別途相場の金額を包んでおいた方が安心です。
紐銭の金額については特別な決まりはありませんが、あくまで赤ちゃんのお小遣いですので、一般的なお祝い金よりも低い傾向にあります。
また、お札1枚など包む金額に対して豪華なご祝儀袋が少し大げさに感じる方は、紐銭をポチ袋に入れて渡しても問題ありません。
紐銭の金額や表書きの早見表
紐銭を包むご祝儀の書き方や金額などを、分かりやすくいよう一覧表にしました。
| ご祝儀袋の表書き(上部) | 紐銭・お紐銭・御紐銭・ひも銭・帯銭・御祝 |
| ご祝儀袋の表書き(下部) | 送り主の氏名 |
| ご祝儀袋の内書き・裏書き | 送り主の住所と氏名 |
| ご祝儀袋に包む金額 | 壱阡円・参阡円・伍阡円 |
※上記の表はあくまで一例で、地域や家庭によっても表書きの名称や金額などのしきたりは異なりますので、心配な方は、家族や親族に相談しておくことをおすすめします。
紐銭で知っておくと安心のお宮参りのスタイルとは?
お宮参りに参加する赤ちゃんの服装や両親の服装など、紐銭を受け渡しの際に知っておくと便利なお宮参りの一般的なスタイルについても、説明していきます。
赤ちゃんの服装

お宮参りの主役である赤ちゃんの服装としては、「白羽二重」と「産着」を着用するのが正装です。
・白羽二重(しろはぶたえ)
平織りの白い絹で織り上げられた高級な着物。光沢があり、肌触りがよいのが特徴で、お宮参りの際に内着として用いられるのが一般的です。
・産着(うぶぎ)
内着の上から身につける伝統的な着物で、赤ちゃんが生誕後にはじめて着用する晴れ着です。
「祝着(のしめ)」「掛け着」と呼ばれることもあります。
・ベビードレス
赤ちゃんが着る白色のセレモニー用ドレスで、もともとはキリスト教の洗礼式などで用いられていました。
着物と比べて、価格が安い点やお手入れが簡単な点などの利点があり、お宮参りの際に、白羽二重の代わりに着用されることがあります。
両親の服装
赤ちゃんが和装であれば両親も和装、赤ちゃんが洋装であれば両親も洋装というように、赤ちゃんの服装に合わせて考える必要があります。


| 赤ちゃんがベビードレスの場合 | 母親 スーツもしくはワンピース |
| 父親 フォーマルスーツかビジネススーツ | |
| 赤ちゃんが着物の場合 | 母親 色留袖もしくは訪問着 |
| 父親 一つ紋か三つ紋の羽織・着物・袴 |
お宮参りは、赤ちゃんが産まれて初めて神社に参拝する行事になりますから、家族で和装にそろえてお参りするのもおすすめ。
赤ちゃんや両親の服装に関わらず、産着は赤ちゃんに直接着せるのではなく、赤ちゃんを抱っこする人と赤ちゃんを覆うように羽織らせてから、背中の紐を結んで固定するのが定番です。
お宮参りの際には、赤ちゃんを抱っこしたまま歩くことも多いため、ママの靴選びも大切になります。
和装の場合は安定性の良い高さ4㎝から6㎝ほどの草履を、洋装の場合はフォーマル用のヒールが低いパンプスを選ぶのが最適。
髪型は、抱っこした赤ちゃんに髪の毛がかからないように、すっきりとした清潔感のあるまとめ髪が人気です。
また、授乳している場合には、慣れていないと着物を着ての授乳が難しく感じることもあり得ます。
母乳と併用してミルクも与えるようにしたり、お宮参りの途中で授乳しなくてよいように事前にいっぱい母乳を飲ませておいたりするなどの対策を徹底しておくと安心でしょう。
お宮参りの紐銭の付け方とは?
紐銭の結び方のポイントと紐銭と一緒に付けるアイテムについて、詳しくみていきましょう。
紐銭を結ぶ手順
紐銭は、赤ちゃんを抱っこしている人が身につけている産着や祝い着の背中の紐に結ぶのが一般的です。
紐銭を結ぶ流れは、以下のようになります。
1.ご祝儀袋の左上か中央上に、穴あけパンチで穴をあける
2.ご祝儀の穴に、麻のひももしくは金銀の水引を通す
3.紐を通したご祝儀袋を産着の背中で蝶結びにしてしっかりと結びつける
4.よだれかけをつけている場合は、着物の柄が見えるように位置を整える
お宮参り以前にいただいた紐銭がある場合には、お宮参りの当日までにひもを結び付けておく必要があります。
紐銭と一緒に結び付ける縁起物とは?
紐銭は多ければ多いほど良いと言われていて、ご祝儀袋とともに扇子やお守り袋などの小物を縁起物として付ける場合もあります。
・のし扇子(のしせんす)
「のし扇子」とは、熨斗(のし)袋に入った扇子のこと。
扇子みたいに、「末広がりに赤ちゃんの未来が明るく開けますように」との気持ちが込められたお宮参りに欠かせない縁起物。
基本的には、のしの内側の色は男の子が緑、女の子が朱赤です。
お宮参りタイプの扇子には、白い麻ひもが取り付けられていて、「麻ひものように丈夫に成長しますように」との意味があります。
・犬張子(いぬはりこ)
子犬の形をした「犬張子」は、東京の郷土玩具として有名な張子人形であり、「犬の子のように元気に育ちますように」との思いが詰まった縁起物です。
神社でお馴染みの狛犬が起源になっていて、「赤ちゃんの身代わりとして災厄から赤ちゃんを守ってくれる」といった魔除けの役割も担っています。
・お守り袋(おまもりぶくろ)
「お守り袋」は、名前の通り、「色々な災いから赤ちゃんを守って長生きできますように」との願いがこもった縁起物になります。
袋には、長寿の象徴と考えられている鶴がデザインされていることが多いのが特徴。
通常は、袋に白い房が付いているのが男の子向け、赤い房が付いているのが女の子向けです。
・でんでん太鼓(でんでんだいこ)
「でんでん太鼓」とは、棒の先に丸い太鼓が、両側に玉が結ばれた紐が付いた昔ながらの玩具のことで、手で持って左右に振ることで玉が太鼓に当たって音が鳴るのが印象的。
丸い円形が多いことから「とがらずに裏表なしの素直な子どもに育ちますように」や、太鼓の音が災難や悪霊を避けてくれる言い伝えにちなみ「太鼓の音みたいな元気な子どもに育ちますように」との意味があります。
紐銭を結ぶ際の2つの注意点とは?
実際にお金が入ったご祝儀袋を結び付ける紐銭だけに、紐銭を結ぶ際にもいくつかの注意点があります。
紐銭を結ぶ際に気を付けておきたい2つのポイントについて、ご紹介します。
紐銭が落ちないように結ぶ
お宮参りの際には移動が多く、移動している途中で何かに引っかかったり、紐がほどけてしまったりして、紐銭が気づかないうちに落ちてしまう可能性があります。
紐銭を産着に取り付けるときには、落ちないようにしっかりと結び付けておくようにしてください。
お金は別の場所に保管しておく
お宮参りの途中で、ご祝儀袋が落ちてしまう恐れもありますので、事前に準備しておく場合は、ご祝儀袋からあらかじめお金を取り出しておいて、別の場所で保管しておくと安心です。
紐銭はお宮参り後にどうするの?
お宮参り後の紐銭の取り扱いについては特にルールはありませんが、ご祝儀袋や水引などは記念に保管しておいても構いませんし、処分しても構いません。
ただ、処分する時には、普通のごみとして捨てるのではなく、神社でお炊き上げしてもらうのがおすすめです。
紐銭にお返しは必要なの?
紐銭は、内祝いが必要な出産祝いなどのお祝い金とは異なり、あくまで赤ちゃんのお小遣いとして定着していることから、基本的にお返しは不要です。
しかし、「お金をいただいたまま何もお返しをしないのは心苦しい」などの理由から、贈り主にお返しをする際には、いただいた金額の3分の1くらいの料金のお菓子や雑貨などを贈るのことが多いです。
また、赤ちゃんへいただいたお金ですので、紐銭は神社の初穂料やベビー用品などに使い、いただいた方にお礼や報告するとより丁寧でしょう。
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お宮参りの紐銭でお祝いの気持ちを伝えよう!
江戸時代より脈々と受け継がれるお宮参りの伝統行事である紐銭。
この記事でもご紹介したように、紐銭のもしきたりや風習は家庭や地域によっても異なるため、両家それぞれに確認しながら、準備を慎重に進めていく必要があります。
紐銭を贈る人も贈られた人もこの記事を参考に、お宮参りの紐銭を通じて、出産のお祝いの気持ちを伝えたり、赤ちゃんのこれからの幸せを祈ったりしましょう。
